囚われし過去と、解き放つ未来・・・
1
今年の夏はまだ始まってない
この熱さになると毎年思い出すんだ。
あの夏。
二十歳の夏。
まだ世界は自分を中心に回っていると思い込んでた夏。
ダチと二人で放浪ヒッチハイクの旅。 TO北海道(笑)
無計画な旅。
自由が故の不自由さを噛み締めた夏。
なぁケイン、覚えてるか?
世界は決して僕らを中心になんか回っちゃいないと思い知らされた夏の終わり。
人と人との関係て必然的な巡り逢わせと偶発的なアクシデントで絆は深くなってくもんだよな
時間が流れて思い出は風化していくけどあの時の景色とか音とか匂いは瞬間的にだけど鮮明に思い出す。
今日久しぶりに夢をみた。
二十歳の夏を放浪していた時の夢。
まだ旅は続いていた。
家路に戻るための船は俺らをまたフリダシの場所に運んでいく…そんな夢。
夢は曖昧。でも忘れないように何度も思い出して記憶した。
なんの暗示か解らない。
でもあの放浪はまだ終わってなかった。少なくても目が覚めるまでは…。
2
回想してみる。
…二十歳の夏、あの夏も熱かった。
大学近くのサイゼリアでいつものミラノ風?ドリアをほお張り夏の計画について話し合っていた。
とは言っても同じ学部に居ながらこうやって外で二人でメシを食べるのはこの時が初めてだったような気がする。
お互い存在は知ってるもののどういうわけか取っ付きにくい雰囲気である者同士、微妙な距離感を保って接していた。
ケインは熱々のドリアを口に運びながら「なぁ、夏休みどーするんだ?」と沈黙を破り聞いてきた。
僕は猫舌なんでまだドリアには手を付けずにいた。
「夏だしな…旅がしてぇな。放浪的なやつ」
「なるほど、夏だしな…いいな。どこいくんだ?やっぱ放浪ならアメリカか?」
僕は笑いながら
「はは、そうだな。行くならUSAだな」
ケインは頷き「しかし、海外は無理だな。でも旅はオーケーだ」
僕はテーブルに置かれたドリアを食べれずにつっ突いている
「ルート66て知ってるか?ケイン。荒野のなかをただ真っ直ぐな道が地平線まで続いてる道」
「あぁ、知ってる。アメリカンドリームの軌跡だな」俺は「ご名答」と一言。
そのあと「国内で行くなら…北海道か…だだっ広い。」と呟いた。
ケイン「悪くない、行くならいつだ?今日か?明日か?」
僕「明後日だ」
ケイン「異議なしだ…とりあえず今重要なのは目の前にあるドリアをたいらげることだな(笑)」
俺「それも異議なしだ」
これがあの放浪の起点となる会話
全ての出来事が夏だしなって言葉で片付けられた。
3
放浪中は公園の水を飲んで、しなびたリッツ(クラッカー?みたいなやつ)を食べて腹を満たしていた。満腹感なんてなんも無かったけど、そこには満足感に溢れてた。
埃まみれの風貌が誇らしかった。
所持金の半分以上を片道で使ってしまっても何とかなるさの一言で本当に何とかしてしまう若さと強さ。
旅の最初から飛行機に乗り遅れるという始末…。衣類から非常食、希望やらパンパンに詰めこまれたバッグは僕らを空港に置き去りにして一足先に北海道へ…
放浪に携帯電話はただ邪魔になる物。腕時計は不必要な物だ。
必要な物は目的の場所とそれを辿れる地図。
あと酒と煙草。
文明から切り放されたストイックな旅=放浪と定義している。
ここらで今日みた夢の話に戻る、どういう映像でフリダシに戻るということなのか眠りの中の話なので確かじゃないけど、船のなかでケインと言い合いをしている。
内容はこうだ。
旅を続けるか 家に帰るか。
僕は帰りたいと言っている。ケインはあの若さのまま、僕に情けない野郎だど罵声を浴びせてる。
言い返せない僕。
当時の僕なら答えはこうじゃなかったはずだ。
これからリアルで環境が変わる事にビビってる深層心理がこの夢を見せたのか解らんが…なんともザックリナイフで切られたような夢だった。
僕はまだ旅を終らしてはいけないと思う。
今年の夏はまだ始まってない
この熱さになると毎年思い出すんだ。
あの夏。
二十歳の夏。
まだ世界は自分を中心に回っていると思い込んでた夏。
ダチと二人で放浪ヒッチハイクの旅。 TO北海道(笑)
無計画な旅。
自由が故の不自由さを噛み締めた夏。
なぁケイン、覚えてるか?
世界は決して僕らを中心になんか回っちゃいないと思い知らされた夏の終わり。
人と人との関係て必然的な巡り逢わせと偶発的なアクシデントで絆は深くなってくもんだよな
時間が流れて思い出は風化していくけどあの時の景色とか音とか匂いは瞬間的にだけど鮮明に思い出す。
今日久しぶりに夢をみた。
二十歳の夏を放浪していた時の夢。
まだ旅は続いていた。
家路に戻るための船は俺らをまたフリダシの場所に運んでいく…そんな夢。
夢は曖昧。でも忘れないように何度も思い出して記憶した。
なんの暗示か解らない。
でもあの放浪はまだ終わってなかった。少なくても目が覚めるまでは…。
2
回想してみる。
…二十歳の夏、あの夏も熱かった。
大学近くのサイゼリアでいつものミラノ風?ドリアをほお張り夏の計画について話し合っていた。
とは言っても同じ学部に居ながらこうやって外で二人でメシを食べるのはこの時が初めてだったような気がする。
お互い存在は知ってるもののどういうわけか取っ付きにくい雰囲気である者同士、微妙な距離感を保って接していた。
ケインは熱々のドリアを口に運びながら「なぁ、夏休みどーするんだ?」と沈黙を破り聞いてきた。
僕は猫舌なんでまだドリアには手を付けずにいた。
「夏だしな…旅がしてぇな。放浪的なやつ」
「なるほど、夏だしな…いいな。どこいくんだ?やっぱ放浪ならアメリカか?」
僕は笑いながら
「はは、そうだな。行くならUSAだな」
ケインは頷き「しかし、海外は無理だな。でも旅はオーケーだ」
僕はテーブルに置かれたドリアを食べれずにつっ突いている
「ルート66て知ってるか?ケイン。荒野のなかをただ真っ直ぐな道が地平線まで続いてる道」
「あぁ、知ってる。アメリカンドリームの軌跡だな」俺は「ご名答」と一言。
そのあと「国内で行くなら…北海道か…だだっ広い。」と呟いた。
ケイン「悪くない、行くならいつだ?今日か?明日か?」
僕「明後日だ」
ケイン「異議なしだ…とりあえず今重要なのは目の前にあるドリアをたいらげることだな(笑)」
俺「それも異議なしだ」
これがあの放浪の起点となる会話
全ての出来事が夏だしなって言葉で片付けられた。
3
放浪中は公園の水を飲んで、しなびたリッツ(クラッカー?みたいなやつ)を食べて腹を満たしていた。満腹感なんてなんも無かったけど、そこには満足感に溢れてた。
埃まみれの風貌が誇らしかった。
所持金の半分以上を片道で使ってしまっても何とかなるさの一言で本当に何とかしてしまう若さと強さ。
旅の最初から飛行機に乗り遅れるという始末…。衣類から非常食、希望やらパンパンに詰めこまれたバッグは僕らを空港に置き去りにして一足先に北海道へ…
放浪に携帯電話はただ邪魔になる物。腕時計は不必要な物だ。
必要な物は目的の場所とそれを辿れる地図。
あと酒と煙草。
文明から切り放されたストイックな旅=放浪と定義している。
ここらで今日みた夢の話に戻る、どういう映像でフリダシに戻るということなのか眠りの中の話なので確かじゃないけど、船のなかでケインと言い合いをしている。
内容はこうだ。
旅を続けるか 家に帰るか。
僕は帰りたいと言っている。ケインはあの若さのまま、僕に情けない野郎だど罵声を浴びせてる。
言い返せない僕。
当時の僕なら答えはこうじゃなかったはずだ。
これからリアルで環境が変わる事にビビってる深層心理がこの夢を見せたのか解らんが…なんともザックリナイフで切られたような夢だった。
僕はまだ旅を終らしてはいけないと思う。