UP TO 11のロゴを初めて見たとき、私はなぜか「ØがΦに変わる瞬間」を思い出した。
もちろん、そんなことを考える人は多くないと思う。でも私にとっては、あのロゴが “世界線がひとつ動いた瞬間” のように見えた。
今日は、その理由を少しだけ言語化してみたい。
#Ø(空集合)としての私
Øは「空っぽ」を意味する記号だ。統計を学んでいると、“何もない状態”を表すこの記号に出会うことがある。
UP TO 11のロゴを見る前の私は、どこかで自分をØ(空っぽ)として扱っていた気がする。
- 何かを語るには足りない
- 誰かに届くほどの言葉は持っていない
- ただ日々をこなしているだけ
そんな“空集合的な自分”が、 心のどこかにいた。
# Φ(標準正規分布の累積分布関数)としての世界線
Φは統計の世界では 標準正規分布の累積分布関数(CDF)を表す。
つまり、 「(その確率)世界がどれだけ広がっているか」 を示す関数でもある。
検出力の計算では βエラー(見逃し)の大きさにも関わる。
●Φが大きい → 見逃しやすい
●Φが小さい → 見逃しにくい
私はこの“見逃し”という概念がずっと好きだ。
-人は自分の世界線の中で、どれだけ多くのものを見逃してきたんだろう-と。
#UP TO 11ロゴがΦを思い出させた理由
UP TO 11のロゴを見た瞬間、私はなぜかこのΦを思い出した。
限界を超えていくという宣言。丸と線の組み合わせが持つ象徴性。そして、あの“限界以上にダイヤルを回す”という感覚。
あのロゴは、 「空っぽのままでも、世界は広がっていい」 と語りかけてくるように見えた。
Øのままでもいい。 でも、Φのように世界線は累積していく。 (※ダイヤルの向きは違うけど笑)
そんな感覚が胸の奥にふっと灯った。
#その感覚は、札幌公演の帰り道に生まれた
その“灯り”がはっきり形になったのは、 札幌公演の帰り道、快速エアポートの車内だった。
そもそも私がJuice=Juiceを再び聴き始めたのは、「盛れ!ミ・アモーレ」をきっかけに YouTubeのおすすめが変わったからだ。
そこから ポップミュージックー>稲葉愛香「圧倒的LØVE」という流れで、気づけば“音の世界線”がつながっていた。
札幌の夜景を横目に、イヤホンから流れる「圧倒的LØVE」。ライブの余韻がまだ身体のどこかに残っていた。
あの瞬間、UP TO 11のロゴで感じた“Ø→Φの変換”が、静かに腑に落ちた。
空っぽでもいい。でもその先に広がる世界線は、自分で広げていい。
そんな確信が、石狩平野を駆ける快速エアポートの揺れに紛れて、ゆっくりと胸の奥に沈んでいった。
#まとめ:こんな世界線を話したい。だから私は書き始めた
このブログを始めた理由を少しだけ言語化するとしたら、たぶんこの“ØからΦへの変換”が近い。
空っぽのままでも、言葉を置いていい。世界線を描いていい。
UP TO 11のロゴと、札幌公演の帰り道に聴いた「圧倒的LØVE」。その2つが、私の世界線をそっと押し出してくれた。
これからも、そんな“世界線の揺らぎ”を 少しずつ書いていけたらと思う。
追伸:幸運なことに、5月4日の札幌公演に行くことができました。次回は、その日の世界線を少しだけ綴れたらと思います。