おはようございます。
ここ数日、有り難い事に仕事の案件が続けて入ってきているのですが、その中の幾つかが送迎車やチャーター車の手配で、見積もりを出したら高過ぎるのでとお断りの返事が来ました。
いつもお世話になっている送迎サービスの会社の車種はメルセデスベンツで、ビルバオ空港からサンセバスティアン市内ホテルまでは約1時間の道のりで高速代金込みセダンタイプだと200€(約32,000円)です。タクシーも問い合わせると道路状況にもよりますが同じ様な料金です。最終的に幾らになるか分からないメーターが上がるのにハラハラするタクシーよりも、初めから料金が分かる私が予約して確実に送り先も知ってくれている送迎車の方が良いという方がほとんどです。
ちなみに、サンセバスティアン空港(オンダリビアにある)からサンセバスティアン市内もセダンタイプだと70€(約11,200円)。
なので、今回お断りされた案件は、片道1時間半かかる場所に行き、更にそちらで待ち時間1時間半、帰り1時間半でお送りした見積もりは280€(約44,800円)だったのですが、初めお客さまから10,000円(約60€)でお願いされたのでスペインはとても安い国だとお思いなのかなとびっくりした次第です。
物価がスペイン国内でもかなり違うのですが、内陸の方では寝室が3部屋あるアパートを80,000€(約1千280万円)で購入出来ても、その値段はオンダリビアやサンセバスティアンではガレージの値段で、同じ様な家を購入したくても最低550,000€(約8千8百万円)しかも新築では無く中古の値段です。
カフェはコーヒー一杯カフェコンレチェは1,5〜2€(約240円〜320円)とかなり安いです。
でも文房具は日本よりも質が悪いのに高かったり。
お酒やタバコはフランスよりも安いけれど、乳製品とリンツなどのチョコレートはフランスよりも高いです。
ピンチョスはもうバルにもよるのですが、大体ピンチョスは一品4€(約640円)前後。ワインも一杯2€〜3€(良いレストランだと5€〜10€)とこれまた安めです。でも、安い安いと言いながら沢山食べてたら結局良いレストランでコース料理食べられる値段になっててちょっと勿体ない気分になるオチってのもあるのですけれど。
とまぁ、ちょっと今はユーロが高過ぎるというのもありますが、日本から来られるお客さまはどの様な感覚でスペインを見ているのかなと今回の事で少し驚き、考えさせられました。
晩御飯作るの手伝ってくれる息子
今日の午後はイギリス人ママ友に誘われて室内遊び場に行きました