この前書いた記事【スペインで動物園に行かなくてもいい理由】でバスク豚のコースを食べに行ったと書きました。バスク豚とは?

[バスク豚はキントア豚とも呼ばれる。黒豚に分類され、頭と尻にブチ模様が入っているのが特徴。

飼育法は、飼料も与えられているが放牧も行われており、クリ、ドングリ、ブナの実などを食べる。(wikipediaより抜粋)]

このレストランは以前、日本から来たお客様(飲食関係の方)の通訳をした時に、バスク豚に興味があると言われ調べたのですが、結局ここへは来ずに【サンセバスティアンで激安コース料理を食べる方法】の記事に書いた様に、世界初めての食の大学バスククリナリーセンターで激安コースを食べたのでした。


MASKARADAと言うレストランで、ナバラ地方のLekunberriと言う街にあり、オンダリビアからは車で50分ほどです。
行ってびっくり!!レストランはなんと工業地のパビリオンの一角。お店兼レストラン、でした。


店ではバスク豚の色んな製品と、ナバラやバスク地方のお菓子や瓶詰めなども売っていました。写真ブレブレですみませんアセアセ

パビリオンの中でびっくりしたけれど、普通に綺麗な店内。この日は土曜日でお客さんで一杯でした。一組、予約無しで来ていた人は満席なので断られていました。夏だからか、フランス人のお客さんもいました。

メニューはコースのみで二種類あります。

MENÚ MASKARADA 30€(約3,600円)とMENÚ SULETINA 37€(約4,440円)、飲み物別、サービス料金・消費税込みです。せっかくの機会なので長い方のコースMENÚ SULETINAをいただきました。

子供用の椅子は無いとの事だったので椅子に取り付けるタイプの補助椅子を持って行きました。出産祝いでスペイン人の友人夫婦に頂いた物ですが、携帯出来てすごく便利です。

日本ではリッチェルの商品で似ているのがありましたが、スペインの物の様に肩紐が付いていなくて携帯出来る様になっていません。はっきり言って、スペインの物の方が可愛いです。チェアベルトも日本で買ったのですが、高さが無いので子供用の椅子が無いレストランではこちらの方が便利です。


コースは本当にバスク豚を使った料理ばかりです。ハム、パテ、トリュフを脂身で包んだ物、ベーコンのクリスタル赤ピーマン添え。


バスク豚を使った生ハム!私は事前に妊娠中だと言っていたので前日に冷凍したものを出してくれました。(トキソプラズマ対策の為)


豚の皮にライムの香りがほんのり。

パンセタ(ベーコンの様なもの)にひよこ豆添え。



豚の炭火焼き。

子豚の丸焼き。


デザートは選べて、チーズケーキと自家製羊乳プリン(クワハーダ)を頼みました。
チーズケーキがすごく美味しかったです!



食後のコーヒーも頼みました。
料理としては簡単なものばかりでしたが、バスク豚を堪能出来て飽きる事はありませんでした。
帰りにバスク豚のチストラ(ソーセージ)を買って帰りました。後日食べて美味しくて、もっと買っておけば良かったと後悔しました。

入り口にあったバスク豚の置物に恐る恐る近づいていた娘。

帰る頃にはすっかり仲良し!?

豚はバスク語でTxerri チェリーと言うんですが、さくらんぼみたいで可愛い響きですよね爆笑 バスクはバスク語でEuskalなので、バスク豚はEUSKAL TXERRI エウスカル チェリーと呼ばれます。

以前紹介した、オンダリビアのバルGRAN SOLにあるオススメピンチョスにTxerri beltz 黒い豚というものがあり、バスク豚が使われています。

他のバスクのレストランでもバスク豚を食べられる所も多いのでバスクにご旅行の際は是非食べてみて下さいウインク