ワインの都と言われる Marques de Riscal マルケス デ リスカルで一日過ごしてきました。私は今回で3回目になりますが、義母の誕生日プレゼントにと招待しました。(リオッハでも知名度では群を抜くワイナリー、ミシュラン一つ星レストランと5つ星ホテルとカウダリースパを併設しています。)



マルケス デ リスカルはRioja Alavesa リオッハ アラベサに位置するElciegoの町にあり、バスクテリトリーの中に入ります。
私の町オンダリビアから車で1時間半ー2時間で着きます。(ナビでは2時間半って出るけれど)


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 見覚えのあるこの建物は、ビルバオのグッゲンハイムの設計者、カナダ出身のフランク・O・ゲーリーのもの。




この写真では見分けつきませんが、マルケス デ リスカルの代表作のワインを三色のカラーで表現しています。(ワインの赤を表すチタン、ワインのキャップを表すステンレス鋼、ワインを包む網である金色のチタン)。ワインの持つ魅力、喜びをかたちで表しつつも、その金属を温かみのあるカラーの石灰岩を合わせ、教会のあるElciegoの町にしっくり合うような建物を作りたかったと設計者は語っています。




話によると、フランク・O・ゲーリーは当初、設計を依頼された時に、グッゲンハイムを建設したばかりで、スペイン、しかも同じバスクに自分の建築物を作るなんてと乗り気では無かったのですが、ワイナリーのオーナーの積極的オファーを受けてワイナリーに招待され、ゲーリーの誕生年のワインまで空けてもらったので、契約書にサインしたとか。(あと、ワインで酔っ払った隙に契約書にサインさせたとか…。)
 


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土産屋さん、前に来た時より品数が増えていました。義母が写り込んじゃった。


ワイナリー見学は必ず予約してからだそうで、インターネットから予約ができます。大人一人12€で、英語案内かスペイン語案内かが選べます。


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建物が出来るまでのパネル。

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9月はベンディミア(収穫)の期間なので、ワイナリーを訪れるのに最適です。

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ワイン貯蔵庫。

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カテドラル(大聖堂)と呼ばれる場所。19世紀からのワインが貯蔵されているところで、販売目的ではないワインですが、有名人やらワイナリーのイベントの際に古いワインが出されるそうです。

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ワイナリー見学の最後にCataといって、テイスティング。 マルケス デ リスカルのレセルバの赤ワインとベルデッホの白。
ベルデッホの白は、ここで作られておらずValladolidにあるリスカルのワイナリーで作られてるんです。


赤は、レセルバなので、こっくりして重みのあるボディで、白はトロピカルなフルーティな香りだけれどきりりとしたお味。



ワイナリー見学は大体1時間半で終わります。私達はスペイン語案内の12時スタート、終わったのが13時45分。

14時にリスカルのレストランに予約を入れていたので丁度良い時間でした。


次回は、レストランとスパです。


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