今日はとっても暑い日で、プールに入ってテラスでごはん食べてゴロゴロ…。
もうすぐオンダリビアのお祭りなので練習する笛の音が聞こえてきます。





今日はバスク人の血液型について、
バスク人の35.6%(*)がRHマイナスだという事は、世界的非常に稀な地域で様々な研究がなされています。



ほとんどがOかAで、B型が少ないのも特徴です。日本人はほとんどの人が自分の血液型を知っていますが、ここでは知らない人が多くて、事故にあえば必然的に調べられるので別に知らなくても良いと考えている人が多数です。



日本人は血液型RHプラスが99.5%の割合ですから、バスク人のRhマイナスの割合にビックリしますね。



私の夫も血液型を知らなかったので、日本に行った時万が一の事があればと、一応調べてもらうとRHマイナスのOでした。



RH-Oはユニバーサルドナーで、RHプラスでもマイナスでもA、B、O、ABどの血液型にも輸血できる型ですが、RH-Oは同じ型からしか輸血出来ないので、日本で怪我されたら血を手に入れるのはかなり難しいのでは? と余計な心配をしてしまいます。



タイトルの選ばれた血とは、
PNV(バスクナショナル政党)のプレジデントであったXabier Arzalluzシャビエル アルサユスはRHマイナスでない人間はバスク人ではないのでバスクのテリトリーから出て行け。 と言う、人種差別的問題発言をした事で有名。




日本にいるRHマイナスの方、安心してバスクに遊びにいらっしゃってね




高校生の時、待ち合わせやスペイン語教室の前に暇でブラブラしていた時に高松の商店街の献血に行ってた事を思い出しました。 ただ、たまに血圧低くて断られたりしたけれど、親に、血の気の多い若い時に人の役に立っておいでと言われてたなぁ…。


*参照 -Conferencia “Grupos sanguíneos y factor Rh en los vascos” del Dr. M.A. Etcheverry 
  publicada en el Boletín del Instituto Americano de Estudios Vascos (BIAEV) Nº 8 de 1952.