サプリメントの賞味期限が切れてもまだ利用可能かどうか、気になるところですよね。
実際、多くの方が、買ったけど放置して、気が付けば賞味期限が切れてしまったという経験をしたことがあるのではないでしょうか。そこで、賞味期限が切れたサプリメントがまだ利用可能かどうか、大手数社に質問してみました。
まず、言葉の意味について確認しておきましょう。消費期限と賞味期限の違いは、消費期限は製造又は加工日を含めておおむね5日以内の期間で、品質が急速に劣化しやすい食品に表示されるものであり、賞味期限は製造日から一定期間が経過した後、味は悪くなるかもしれないが、品質はまだ大丈夫とされる期間に表示されています。
消費期限切れのサプリメントは、安全のため利用をおすすめしません。賞味期限切れのサプリメントについて、大手数社は、期限切れのものは安全のため、利用しないでくださいと回答しています。
開封後の賞味期限については、メーカーによって異なりますが、開封後は賞味期限が短くなることが多いです。尚、サプリメントの品質を保つために、高温、多湿、直射日光の当たる場所には保管しないように注意が必要です。
賞味期限切れのサプリメントは、使用しないことをおすすめします
サプリメントは健康維持を目的として摂取するものなので、品質が悪くなっている可能性がある製品を摂取することは、逆効果になることもあります。
期限が近づいた製品は、早めに摂取することが大切です。また、賞味期限が切れた場合には、正しい廃棄方法を実施することが重要です。
「賞味期限」とは、保存方法を守って保存されている場合に品質が悪化することなく安全に食べられる期限を指します
保存が5日以上可能な食品に表示され、期待される品質を保持できる年月日が示されます。ただし、期限を超えても品質が保たれることがあるため、目安として捉える必要があります。
一方、「消費期限」は生鮮食料品など、傷みやすい食品に使用されます。
製薬会社が新製品を開発して賞味期限を設定するためには、品質が劣化するまでの期間を確認する必要があります。しかし、試験には2〜3年かかることもあります。そのため、一定期間試験して品質が変質しなければ、その期間分の賞味期限表示が可能となる仕組みになっています。
サプリメントの場合、賞味期限が切れたからといってすぐに劣化するわけではありません。各社は消費者の健康と安全を最優先に考え、賞味期限を示し、期限を過ぎた製品は提供しない方針を持っています。
薬局やインターネットを通じて販売されているサプリメント大手数社に、賞味期限に関する質問をして回答を得ました。
Q1. サプリメントの賞味期限はどうやって決まるのですか?
メーカーはテストを行い、未開封の状態で定められた方法により保存した場合において、品質が十分に保持できる期限を決定しています。ただし、日光の当たる場所や高温多湿な場所に保管したり、開封した場合には、記載されている賞味期限内でも製品の劣化が発生することがあります。
Q2. 開封後、どのくらい品質が保証されるのですか?
ボトルに記載された目安量に従って、飲んだ期間が開封後の賞味期限になります。例えば、1日目安が2~4粒で、120粒入りの場合、1日2粒ずつ摂取した場合は60日になります。ただし、メーカーによって異なる推奨期間がある場合がありますので、製造メーカーに確認してみることをおすすめします。
Q3. 賞味期限切れのサプリメントを飲んでトラブルが発生した場合はどうなりますか?
基本的には、補償対象外となってしまいます。お客様より連絡があった場合には、使用の状況を伺いサポートすることもありますが、自己責任となりますので、病院を受診することをお勧めします。
Q4. サプリメントの賞味期限が切れたらどうすればよいのでしょうか?
安全のため、保存状況に関わらずご利用はお勧めできません。賞味期限を過ぎたサプリメントでも、急激に品質が劣化するわけではありませんが、製品ごとの保存状態まで管理することはできません。そのため、「自分たちが保証できないものはお客様におすすめできない」という考え方を持っています。
サプリメントをご愛用いただきありがとうございます。こちらでは、サプリメントの賞味期限について、さらに詳しくお伝えします。
まず、製品を未開封の状態でご購入いただいた場合、メーカーが保証する期間は賞味期限のまでとなります。
一方で、製品を開封した後は使用目安期間、または賞味期限の早い方までを目安に使用することをおすすめしています。
これは、製品によっては開封後に劣化しやすいものがあるため、適切な期間内にご使用いただくことで品質を保つことができます。
ただし、前提条件として、適切な環境で保管されていることが必要です。
なお、サプリメントの品質は賞味期限の前後で急激に変化するものではありません。
しかし、徐々に劣化してしまうことは避けられません。そのため、劣化して効果が低くなるだけならばよいですが、変質によって有害化する可能性があることを否定することはできません。
以上を踏まえ、サプリメントを購入される際には、賞味期限を越えるまで消費しきれない量の製品を買わないことが基本です。
また、サプリメントは他の食品と同様に、鮮度が高いものを摂取することが望ましいため、できるだけ新しい製品を選ぶように心がけましょう。
最後に、製品の品質を保つためには、適切な保管方法も大切です。直射日光や高温多湿な場所を避け、冷暗所で保管するようにしてください。
以上が、サプリメントの賞味期限についての詳しい説明でした。何かご不明点がございましたら、いつでもお問い合わせください。