ペット(小型犬など)が夜中に鳴き隣近所から苦情が来たりしていませんか?

 

小型犬との暮らしを始めるため、犬小屋を新規に作る必要があります。防音構造を施すための基本的な構造について、この場で詳しく説明いたします。
 
犬小屋の防音室を手作りする際には、次の4つの基本的な手順に従うことができます。
 
犬小屋の防音室は、犬が外部の騒音から守られ、また周囲に騒音を与えないようにするためのものです。

まず、材料の検討と準備を行います。遮音材としては、遮蔽性が高く音を吸収する素材が重要です。例えば、遮音パネルや吸音フェルト、絶縁材などが考えられます。また、構造材としては、堅牢で耐久性のある木材や合板を使用します。

次に、犬小屋の構造を改良します。外部からの侵入を防ぐために、フレームや壁をしっかりと密閉し、隙間をなくします。そして、防音材を壁や天井に取り付けます。これにより、室内の音が外部に漏れるのを防ぐことができます。

防音室の作成では、特に犬小屋の床、壁、天井に遮音材を配置することが重要です。これによって、外部の騒音を軽減することができます。また、犬が快適に過ごせるような犬用のベッドやクッションを設置することも大切です。

防音室を完成させたら、実際に犬を入れてみて、その様子を観察します。犬が快適に感じ、外部の騒音が十分に遮断されているか確認します。必要に応じて、防音室の設計や材料を調整し、効果を向上させることができます。

手作りの防音室は、犬の安全と快適な居住環境を提供するために重要ですが、犬の健康や行動にも十分な注意が必要です。適切な調整を行ってください。
 
もう少し詳しく解説します。
 
 
まず、気密性を徹底することが肝要です。微細な隙間であっても防音効果が劇的に落ちてしまうため、出入り口も含め、すべての部分を精度良く気密に施工しなければなりません。
 
次に、通気性を確保するために、強制的な換気が必要です。
 
吸入口と排気口は、音の消音効果を高めるために、それぞれダクトを製作して取り付けることが望ましいです。
 
構造用合板で蛇行する通路を作り、内壁部分には、吸音材(ウレタンスポンジ、グラスウール、またはロックウール)を貼り付けることで、より効果的な防音効果を実現できます。
 
また、吸音BOXを仕切って作成することで、更に効果的な防音構造を実現できます。
 
本体の床と壁は、内側から、杉板(日本杉または米杉)-遮音シート-構造用合板(12mm)-ポリカーボネートという構造がお勧めです。
 
遮音シートは特に重要で、床と壁の間に隙間を作らないようにするため、しっかりと重ねあわせて取り付けることが必要です。
 
隙間が残った場合は、コーキングで埋めることができます。
 
壁は、ポリカーボネートではなく、杉板などを使用してもかまいません。
 
天井に関しても同様に、杉板(日本杉または米杉)-遮音シート-構造用合板(12mm)-アスファルトルーフィング-ポリカーボネートという構造が望ましいです。
 
ただし、ここで重要なのが、屋根が本体よりも大きく、屋根が壁よりも外側に落ちるようにすることです。
 
杉板には、事前にオイルステイン塗料を塗布して、防腐処理を施します。ただし、犬がいる場合は、室内側には、安全性の高いもの(キシラデコール不可、オスモやリボス可)を用いてください。
 
更に、冬場の断熱性を高めたい場合は、床と壁に25mmのスタイロフォームを取り付けることができます。以上が、防音構造を施した犬小屋の基本構造についての簡単なレシピとなります。

 

 

 

 防音の犬小屋は、かなりお高く、なかなか購入はできません。 

 

小型犬が寝るだけのスペースがあればいいのですが、どのようにして作ればいいのでしょうか 。

 

是非、自分で作ってみようという方にアドバイスです。 

1.板と板の間に隙間を作らないこと  わずかな隙間があると防音効果は大幅に下がります。 特に、出入り口には、隙間ができてしまいがちです。気をつけましょう。 

 

2.換気を考える 気密性を高めるという事は、通気がないという事になります。 なので、これは強制的に喚起するしかありません。 換気扇を付けるわけですが、この換気扇の音が大きいと、いくら防音の犬小屋を作ったとしても、周りの人間に影響が出てきます。 吸入口と排気口には、ダクトを作ります。 蛇行する通路を構造用合板で作って、吸音材を張り付けて、音を吸収します。 吸音材は、ウレタンスポンジなどがいいかも、グラスウールでもOKです。 

 

3.本体の床、壁の構造を知ろう ただ板を密閉して組み立てればいいという訳ではありません。 内側から杉板⇒遮音シート⇒合板10ミリ以上⇒ポリカーボネート(杉板でもいいでいいのではないでしょうか。)の順番で作っていきます ここで重要なのは、遮音シートを床と壁の間で、重ねをとって隙間がないようにしてください。隙間ができた場合は、コーキングしてください。(これはやったほうがいい)。

 

4.天井を作ろう(床、壁と同様に) 杉板⇒遮音シート)-構造用合板(10ミリ以上)-アスファルトルーフィング-ポリカーボネート 外に置くか、家の中に置くかで多少構造が変わってきますが、外に置く場合、壁は雨水が滴らないように、大きめの屋根を付けた下てくださいね 外で使う時は、オイルステインを塗っておいた方が長持ちします。

 

 他にも作り方は、ありますが、素人が簡単に作ることは、なかなか難しいです。 

 

 

防音の犬小屋ゲージも値段が高いのも頷けます。 大工さんなどの専門家にお願いした方が、安心していいものが出来上がると思います。

 

万が一空気の入れ替え、換気ができなくて、最悪なことも考えられます。 

 

犬にとって狭いところに閉じ込められるのは、人間と同様かなりストレスを感じてしまします。 

 

できることなら、快適な防音された犬小屋(ゲージ)を探してあげることも考えた方がいいのかもしれません。 

 

参考までに、リラックスできるオ犬用防音ゲージを探してきました。 こちらも是非考えてみてください。