探偵ごっこさせるための政権交代ではない | 偕楽園血圧日記

探偵ごっこさせるための政権交代ではない

 台風の余波だろうか、胸が釣るような感覚がずっと取れない。


 横になって安静にしていると、時報代わりに付けているテレビから「政権交代前夜!」という勇ましい声が流れてきた。
 やれやれ(ため息)。

 有権者の多くが「自民党に飽き飽き」しているのは間違いない。それは小泉純一郎氏が「自民党をぶっ壊す!」といって喝采を浴びた頃から変わりはない。
 だがその「政権交代」というのは、自民党が手を付けられていない縦割り行政の解消、権力の強すぎる財務省の分割とか仕事が多すぎる厚労省の「厚」「労」分離とか総務省の雑務の整理とかをさせたり、健康保険の窓口負担の一本化だったり複雑な税金の「すっきり化」などをしてもらうためであって、

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「どぶさらい、政権交代で」 自民党内で相次ぐ立件、立憲が批判

 自民党に所属していた堀井学元衆院議員、広瀬めぐみ元参院議員が「政治とカネ」で立件されたことを受け30日、立憲民主党から自民の「体質」を問題視する発言が相次いだ。
 泉健太代表は30日の記者会見で「ルールを軽々と無視することが頻繁に起きているのが自民党だ」と批判した。「自民党の体質はかなり幅広く浸透してしまっている」とも語った。
 野田佳彦元首相も記者団に「政治とカネを巡るいわゆる疑惑が、どんどん自民党の中から出てくる。それに対して自民党総裁選の候補(予定者)は裏金に絞った話ばかりしている」と指摘。自民の「体質」を変える議論が必要だとし「そういうどぶさらいを政権交代で我々はやっていきたい」と述べた。
(後略)
【源馬のぞみ、園部仁史】
 毎日新聞 8/30(金) 18:50

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 大統領が代わるごとに前任者を牢獄に送る韓国のような「前政権のあらさがし」をさせるためではない。
 そんな「ジミンガー」の溜飲下げをさせるために政権というのは存在するのではない!

 党に染み付いたこの方向性が変わらない限り、民主党系野党はダメだ。


 いやはやそれにしても、この野田元総理の代表選出馬で、

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 小沢氏、野田元首相を支持 立民代表選、民主政権時に対立

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が党代表選(7日告示、23日投開票)で野田佳彦元首相(67)を支持する意向を固めたことが分かった。
 複数の関係者が2日、明らかにした。野田氏と3日にも面会し、支持を伝える予定だ。
 小沢氏の率いる党内グループ「一清会」(約15人)は代表選の対応を小沢氏に一任しており、所属議員の多くは野田氏支援でまとまるとみられる。

 代表選に向け、小沢氏は野田氏と複数回会談。野田氏によると「政権奪還には中道・保守層の支持が必要」との認識で一致したという。野田氏支援の方針について、小沢氏周辺は「衆院選を控え、落ち着いた人物が適任だとの判断だ」と語った。
(後略)
 時事通信9/2(月) 23:47

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 小沢一郎氏が野田氏支持を打ち出した記事に、

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前身の民主党政権の野田佳彦政権末期に大きな対立したのですが、今回の立憲民主党代表選では一転して支持するのですね。
野田佳彦もと首相は断ればいいのに。

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野田さんは小沢さんに応援(支持)してもらいたくないだろうね。

百害あって一利なしじゃない?

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野田は小沢とは関わりたくないだろうに。

 ヤフージャパン配信、上記記事コメント欄より。

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 こんなコメントをつける人たちときたら……。

 記事の中にしっかりと「小沢氏は野田氏と複数回会談」と書いてあるし、この会談にしても、

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 野田元首相、小沢氏に代表選出馬を報告 小沢氏は来週に態度決定

 野田佳彦元首相(67)は30日、国会内で小沢一郎衆院議員(82)と会談し、立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補表明を報告した。小沢氏は来週、自身が率いる党内グループ「一清会」の会合を開き、代表選への対応を決めると応じた。
 代表選をめぐり、野田、小沢両氏は7月に2回会食し、意見交換を続けている。関係者によると、野田氏はこの日、「ご指導、よろしくお願いします」と伝えたという。小沢氏は、野田氏が29日に千葉県習志野市のJR津田沼駅前で出馬表明したことについて、「駅頭での表明で、びっくりした」と感想を語ったという。
 小沢氏はこれまで、野田氏のほかに、枝野幸男前代表(60)や馬淵澄夫元国土交通相(64)、江田憲司元代表代行(68)らとも会談。泉健太代表(50)以外の候補者の中から推す人を決めるとしている。(松井望美)
 朝日新聞デジタル 8/30(金) 19:30

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 野田氏の側から、そして他の名前の上がっている候補たちの方から「求めた」ものだという報道があるのに。

 目の前のコメント書き込んでいる機械で「関連記事」として出ていることにも目を通さず、ただひたすら脊髄反射で感情的に動いてしまう。
 そんな人間たちばかりを引き付けようとしているから、いつまでも野党は「週刊誌を振りかざして大臣に指突き付ける」パフォーマンスから脱却できないのだ。

「政権交代」?
 あんたたちはとてもその器じゃない


 そういえば、「第三のビール増税」ぐらいしか内閣の施策として行っていない岸田総理に向かって「増税に次ぐ増税で国民を苦しめ~」と罵声をぶつけ、「増税メガネ」と罵っていた人たち。
 この野田氏こそがあんたたちのいう「消費税アップ」を決めた人間なのだが?
 彼が自称する「ドジョウ」に絡めて「増税ドジョウ」とあだ名しないのか?



 本日の怪談。

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 召し上がれ「おつまみみ」 耳なし芳一にちなむ料理、松江市で提供


(写真、朝日新聞デジタルより。耳なし芳一をモチーフにして開発された「おつまみみ」=2024年8月28日午前11時26分、松江市、垣花昌弘氏撮影)

【島根】松江ゆかりの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の代表作「怪談」に登場する「耳なし芳一」にちなむ料理が開発され、松江市の飲食店で提供されている。リアルな耳の形をした、その名も「おつまみみ」。
 八雲没後と「怪談」出版から今年で120年という節目を記念し、飲食店情報サイト運営会社「ぐるなび」から市に派遣されている寺島奈実さん (38)が企画。市の地域おこし協力隊員で、同市灘町の飲食店「GLOCAL SPACE &」で腕をふるう料理人の仲田悠生さん(39)が仕上げた。
「おつまみみ」はそば粉とだんご粉に水とオリーブオイル、塩を加えてこね、型で耳形にして油で揚げる。ほんのりした塩味にそばの風味があり、酒に合うつまみになる。
(中略)
 8月28日にお披露目会があり、八雲のひ孫で小泉八雲記念館長の小泉凡さん(63)や上定昭仁市長、高橋さんらが試食。「おつまみみ」を口にする 際には「芳一ごめん」「(耳は)あまり意識しないほうが……」という声もあったが、「ピザのイメージに近い」「お酒にとても合うと思う」と高評価だった。
 オムレツ1500円、「おつまみみ」は300円で、生ハム付きは500円。問い合わせは同店(050・8890・7242)へ。(垣花昌弘)
 朝日新聞 2024/09/04 10:30

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 記事の中にもあるが、「(耳は)あまり意識しないほうが……」。

 もう少しなんというか、マンガチックにして……
 つけられている写真では生ハムがまた「引きちぎられた体組織」のように添えられているのが趣味が悪い(汗)。