「笛吹き男」についてっちゃいけません! | 偕楽園血圧日記

「笛吹き男」についてっちゃいけません!

 とんでもなく蒸し暑くて具合がよくならない。
 とりあえずは除湿かなぁ。
 今日も簡単に。


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 フードコートで銃撃、容疑者含む4人負傷 米アトランタ


(写真、CNNより。事件現場に駆け付けた警察官ら=11日、米アトランタ)

 アトランタ(CNN) 当局によると、多数の犯罪歴を持つ34歳の男が11日、アトランタ市内の人気のフードコートで3人を銃撃して負傷させた。男は警察官に撃たれ、拘束された。
 被害者は47歳の男性、69歳の女性、70歳の女性。3人とも生存しており、病院で治療を受けている。命に別条はないとみられている。
 アトランタ警察署長は記者会見で、11日午後2時15分過ぎから、オフィススペースと店舗が集まるピーチツリーセンターのフードコートで銃撃があったとの通報が警察に寄せられ始めたと述べ>た。
 容疑者は拳銃を持ってフードコートに入り、ある人物と「短い時間、口論」になった。その後、容疑者は相手を「身体的に攻撃」したうえで銃撃したとされる。
 警察署長によると、容疑者はさらにフードコートにいた他の2人も銃撃した。
 非番のアトランタ警察官が容疑者を撃ち、負傷させ、別の警官が容疑者から銃を取り上げた。
 容疑者は武装強盗で服役したことのある元重罪犯で「過去に11回の逮捕歴がある」という。
(後略)
 CNN.co.jp 6/12(水) 9:34

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 またアメリカで銃撃事件が起きた。

 今度は「無差別」ではないようだが、単なる口論がこんな事件につながるのだから、銃社会は恐ろしい。

 バイデン大統領も、

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 バイデン氏銃規制問題で演説、直前の次男の銃不法所持有罪には触れず

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領は11日、ワシントンで銃による暴力・犯罪を抑止するための政権の取り組みについて演説した。数時間前に次男のハンター氏が薬物依存を申告せず不法に銃を購入したとして有罪評決を受けたが、バイデン氏は演説で次男の事件に触れなかった。
 銃安全推進団体の主催行事に出席したバイデン氏は、銃乱射事件などの生存者や犠牲者の遺族、教育関係者ら参加者に「すべての銃暴力の犠牲者は忘れられてはならない。彼らの死は無駄ではない>」と訴えた。
(後略)
 産経新聞 6/12(水) 10:17

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 大統領選挙のイメージ戦略など関係なく、この社会問題を訴えていかなくてはならないのだが……上の記事にもあるように、

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 バイデン氏次男に有罪評決 銃の不法購入など 現職大統領の子で初


(写真、毎日新聞より。出廷するバイデン米大統領の次男、ハンター氏(右)とその妻=米東部デラウェア州で2024年6月11日、ロイター)

 バイデン米大統領の次男ハンター氏(54)が銃を購入した際に虚偽の申告をしたなどとして罪に問われた裁判で、東部デラウェア州の連邦地裁の陪審団は11日、3件の罪状すべてについて有罪とする評決を出した。米メディアが報じた。米国で、現職大統領の子どもが有罪評決を受けるのは初めて。
 起訴状によると、ハンター氏は2018年10月12日ごろ、同州の銃販売店で、自身の薬物依存について申告せず、書類に虚偽の記載をして回転式拳銃1丁を購入。不法に拳銃を11日間所持したとされる。
 ハンター氏は21年に出版した回顧録で、過去にアルコール依存症や薬物依存症と闘っていたことを明かしている。ただ、裁判では銃を購入した時期は薬物を使用していなかったなどとして無罪を主張してきた。
 米メディアは、現職大統領の子どもが刑事裁判を受けるのは初めてだとして、3日の公判開始以降、裁判の様子などを詳しく報じてきた。
(中略)
 バイデン氏は6月6日、米ABCテレビのインタビューで、ハンター氏が有罪評決を受けた場合には恩赦を与えない考えを示している。【ワシントン西田進一郎】
 毎日新聞 6/12(水) 1:04

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「親の心子知らず」というのはアメリカでも通用するのだろうか。次男がこんなことになっている。

 アメリカ人は、この「親子」の行為をどう受け止めるだろう?
 きちんと「成人した子供のやったことに親は関係ない」というだろうか?
 それとも我が国のようにヒステリー状態になって騒ぎ立てるのだろうか?

 思い出してもらいたい。(2023/06/12の記事、それはもはや誹謗ですらない)で引用した山田敏弘という「国際ジャーナリスト」なる人物が書いたJBpressの記事を。
 彼は今回有罪判決を受けたバイデン氏の次男よりも、ただ自分が住んでいる家の、立ち入り禁止でもなければ歴史的史跡でもない階段で親族と写真を撮っただけの岸田総理の息子の方が「より深刻な問題だ」といったのである。
 そしてお定まりのように同記事のコメント欄は翔太朗氏叩き一色になり、そこから「岸田総理は責任を取って辞任しろ!」という大合唱になった。この件を扱った他の記事やネットも同調して。
 いったいあの騒ぎはなんだったのだろう?

 コロナ禍でも安倍政権の「緊急事態宣言」に関するメディアの騒ぎ。ワクチンや東京五輪での菅政権叩きの流れ。そして岸田総理に対する執拗なまでのすり替えレッテル貼りのバッシング。
 そろそろ頭を冷やして「あの騒ぎはなんだったのか?」と考える時だ。


 本日の諸行無常。

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 緑あざやかなコケに純白の花 「沙羅の花」が参拝者魅了 京都


(写真、毎日新聞より。コケに覆われた庭に落ちたナツツバキの花=京都市右京区の妙心寺・東林院で2024年6月10日午前9時55分、山崎一輝氏撮影)

 平家物語の冒頭で「沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色」とうたわれたナツツバキを観賞する「沙羅の花を愛(め)でる会」が10日、妙心寺の塔頭(たっちゅう)・東林院(京都市右京区)で始まった。艶(あで)やかな緑のコケと、舞い落ちた純白の花のコントラストが参拝者を魅了している。23日まで。
 釈迦(しゃか)が入滅時に横たわったとされる沙羅の木はインド原産の熱帯樹。国内では育たないため、平家物語が書かれた当時から、花の特徴が似たナツツバキが沙羅双樹と呼ばれていたという。
 朝に咲いて夕方には多くが落ちてしまう花は、はかなさの象徴ともされてきた。そんな「一日花」に世の無常を重ね合わせ、命への感謝を思い起こしてほしいと毎年公開されている。
 毎日新聞 6/10(月) 14:20

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 平家物語のさわりで多くの人が知っている沙羅双樹の花。
 仏典では釈迦の入滅の際に色が変わったことを指して「世の変化」をいうようだが、白い花が一夜のうちに落ちていく様は、どちらかというと源氏の方にとって不吉なような気も……。

 そういえば以前ツイッターで見たタクシー運転手のつぶやきで、京都駅で乗せた客に「祇園精舎まで」といわれたという話があった。
 う~ん。何か月かかるのかなぁ。