カビは法律なんか読まないよ
昼間に雷鳴っていたよ。驚いたな。
アマゾンの無料配送ポイントが2000円から3500円になってるぞ。おいおいこれはエイプリルフールのジョークじゃないのか?
お報せもなかったし。そんなにプレミアム会員に囲いたいのか。
こういうことをやるならば、一方で以前のままの設定で「お急がない便」も作ってもらいたいな。イギリスで試験的に導入したという話を聞いたことがあるあれを。
さて、今日のエイプリルフールに合わせたわけではないのだろうが、
https://twitter.com/kawauchihiroshi/status/1773180167399022941
立民の前議員が訳の分からないことをいっている。
国会で他者を誹謗しまくっても議員とっけかで「お咎めなし」になっていた時の価値観のままでいるのだろうか。
だが今はもう「前議員」。
しかもX(旧ツイッター)という「公の場」で民間企業を「犯罪者」扱いするなど、小林製薬から訴えられても文句は言えない。
まあ、そんなことになったらなったでまた「そっち側」が大騒ぎするのだろうけど。
立民では現議員までもが「子のライン」に乗って、
https://twitter.com/TeamSugioHideya/status/1773716098996986111
変な陰謀論に走っているが、いいかげんにしてもらいたい。
ノートまでつけられて、恥ずかしいと思わないのか。
(2024/03/29の記事、「自然」は必ずしも体にいいものではない)で取り上げたように、自党の議員が国会でーアベガー」をやったから便乗しているのか、
https://twitter.com/nonbeiyasu/status/1774016533288874173
https://twitter.com/mi2_yes/status/1774270102739071301
テレビの番組で「アベガー」「アベガー」とやっている。
死亡者まで出ていることを自分の政治宣伝に利用するな!(怒)
野党が騒いでメディアが加担すると、
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機能性食品「法律強化を」 自民幹部
自民党の田村憲久政調会長代行は31日のフジテレビ番組で、小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントによる健康被害が相次いでいる問題を受け、機能性表示食品制度について「法律強化は必要だ」との認識を示した。
時事通信 3/31(日) 11:08
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与党からもこんなことをいう人間も出てくるし、こういう流れを感知すると、「聞く力」に優れた岸田内閣は、
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機能性食品、5月に見直し 「紅麹」被害で閣僚初会合
政府は29日、小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントによる健康被害が相次いでいる問題を受け、初めての関係閣僚会合を首相官邸で開いた。
林芳正官房長官は5月末をめどに機能性表示食品制度の在り方を見直すよう消費者庁に指示。「関係省庁が一丸となり、食の安全確保に全力を尽くすようお願いする」と呼び掛けた。
林氏はまた、食品による健康被害に関する情報収集体制や国の関与のありようを再検討することを厚生労働省に要請。今回の原因物質の特定・分析と速やかな結果公表を求めた。
会合には武見敬三厚労相、坂本哲志農林水産相、自見英子消費者担当相も出席。各省庁の対応状況を報告し、再発防止策について協議した。
政府は関係省庁の実務者による連絡会議を既に設けているが、国民に不安が広がっている現状を踏まえ、閣僚レベルでも対応することにした。
時事通信 3/29(金) 18:11
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こんなことを言い出してしまう。
なにをいっているのだろうか。
この件はまだ、
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「紅麹」健康被害で小林製薬大阪工場に立ち入り検査…「プベルル酸」原因か、製造工程調べる
(表、読売新聞オンラインより。案件の流れ)
小林製薬(大阪市)の「紅麹(べにこうじ)」成分入りサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、厚生労働省と大阪市は30日午前、食品衛生法に基づき、紅麹原料を製造した同社の大阪工場(大阪市淀川区、閉鎖)に立ち入り検査を始めた。紅麹原料から検出された天然化合物「プベルル酸」が原因の可能性があり、厚労省と市は製造工程を詳しく調べ、原因の究明を進め>る。
同社によると、29日時点で、サプリ「紅麹コレステヘルプ」を摂取した5人が死亡、114人が入院し、約680人が通院(予定を含む)している。
同社は2021年2月にこのサプリを発売。これまでの調査で、大阪工場で23年4~10月に製造したサプリ用の紅麹原料に、健康被害につながる可能性がある「未知の成分」が含まれていた。サプリ自体は、この原料を使って岐阜県の工場で製造されていた。
「未知の成分」について同社と厚労省は29日、「プベルル酸」とみられると公表した。青カビが生成する化合物の一種で、感染症のマラリアに効果があり、非常に毒性が強いとされる。人体への影響はわかっていない。
大阪工場では16年から自社や企業向けに紅麹菌を培養し、紅麹原料を製造していた。同社は、紅麹菌がプベルル酸を生成するとは考えにくいとして、製造過程でカビ類が混入した可能性があるとしている。
(後略)
読売新聞オンライン 3/30(土) 11:02
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調査が進められている段階で、プベルル酸が原因になのかすらわかっていないではないか。やるべきは流通を停めての原因究明である。
製造ラインへの異物混入も視野に入れて調べているときに、いくら法律で規制を強くしたところで意味はない。管理の強化を文言に書いても、「異物」は法律なぞ読んでくれない。
そして食品関係の製造工場といえば、よくいわれる「○○パンのパンはカビない」に見られるように、すでに「お宅の台所よりよほど清潔」なほどに企業は気と金を使って維持している。
いったい岸田内閣はこの「見直し」になにを盛り込もうというのだろう? これこそ「反自民」勢力がよくいう「やってる感」というやつではないか。
ここでこそ彼らは岸田内閣を批判すべきだ。
ほら、「リベラル」さんたち。出番だぞ。
本日のライン。
製造ラインの管理にどれだけメーカーが頑張っているかを教えてくれる記事がある。
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江崎グリコ、クリームがハート型の「ビスコ」4月16日から限定発売、クリーム量を減らさずハートの形を実現
(写真、食品産業新聞社ニュースWEBより。ハートのクリームの「ビスコ」/江崎グリコ)
江崎グリコは4月16日、クリームの形がハートになった「ビスコ」4種類を全国で発売する。
取り扱い店舗の在庫状況に応じて順次、ハートのクリームの「ビスコ」へ切り替わる。ハートのクリームの「ビスコ」は、在庫がなくなり次第終了。
ハートのクリームの「ビスコ」は4種類のフレーバーで展開する。「ビスコ」「ビスコ〈発酵バター〉」「ビスコ〈いちご〉」「ビスコ〈メープル〉」。パッケージには“ハートのクリーム!"と記載している。
(中略)
江崎グリコでは、これまで親子に向けたさまざまな企画を行ってきたが、今回初の試みとして、こどもの日や母の日がある時期に向けて、ハートのクリームの「ビスコ」を限定発売するという。なお、ハートの形を実現するにあたって、クリームの量は減らしていない。
「5月はこどもの日や母の日があり、家族の大切さを実感することが多い月。そして、こどもの日や母の日は特別に感謝や愛情を伝えることで、お互いの笑顔をいつも以上に見ることができる日。ぜひ、ハートのクリームの『ビスコ』で、ありがとうを伝えませんか」(江崎グリコ)。
(後略)
食品産業新聞社ニュースWEB 3/27(水) 12:29
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グリコが面白い「隠れギャラ」製品を出すという。
「だけどビスコってはさんであるからハートかどうかわからないんじゃ」と思ったら、
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◆ハートのクリームの「ビスコ」開発背景
今から3年ほど前、「ビスコ」のブランド担当者は「ビスコのビスケットをめくって食べたことがある」という消費者の声をヒントに、ビスケットをめくって楽しんでもらえる企画として、2枚のビスケットを重ねてハートの形をつくる提案を行った。さらに「ビスケットをめくった時に、クリームがハートの形になっている。そんなことがいつか実現できたら素敵だな」といった思いを描いていた。また、偶然、「ビスコ」を生産する担当者も「ビスコに愛を込める提案をしたい」という思いから同様の企画を考えていたという。
そんな中、2023年、生産する担当者が試作品を作り、「ビスコ」のブランド担当者に提案。偶然にも「ビスコ」に携わる関係者の思いが一致したことで、本格的に開発、生産の検討をスタートする>ことになった。
高速で動く工場の生産ラインで、クリームの量を減らすことなくハートの形を実現することは、予想していたものの困難を極めたという。クリームが単なる円形になってビスケットからはみ出してしまったり、上部のくぼみが小さく「桃」や、逆に左右が尖りすぎた「羽を広げたカモメとも、Vの字ともいえるような」形になったりするなど、なかなかハートの形にならなかった。ラインのスピードやクリームを送り出す量、タイミング、ビスケットの被せ方など試行錯誤を繰り返し、ついにハートのクリームの「ビスコ」の発売に至ったとしている。
食品産業新聞社ニュースWEB 3/27(水) 12:29
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なるほど、子供の頃に誰もがやった「はがしてクリームをすくって食べる」を考慮したのか。
あの食べ方がメーカー公認になったぞ(笑)。