こんな「驚き」は欲しくない…… | 偕楽園血圧日記

こんな「驚き」は欲しくない……

 風の強い一日だった。
 歴史館の金工展解説、今日だったのか。日曜だと思ってすっかり忘れていた。
 展示が終わるのが17日だから、その前に行ってみないと。
 

 

 

 とんでもないニュースが入ってきた。

+++++++++++++
 鳥山明さん死去、68歳 漫画家、「ドラゴンボール」


(写真、時事通信より。鳥山明さん)

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」などで世界的に知られる漫画家の鳥山明(とりやま・あきら)さんが1日、急性硬膜下血腫のため死去した。
 68歳だった。愛知県出身。葬儀は近親者で済ませた。

 1978年に漫画家デビューし、80年から週刊少年ジャンプで「Dr.スランプ」の連載をスタート。かわいい見た目とは裏腹に怪力を持つ主人公「アラレちゃん」のキャラクターと笑いを誘うストーリーで人気を集め、テレビアニメ化もされた。81年には小学館漫画賞を受賞した。
 84年に同誌で連載を始めた「ドラゴンボール」は、少年の孫悟空が秘密の力を持つボールを探す冒険に出て、たくましく成長していく物語。多くの個性的なキャラクターを誕生させ、テレビアニメや映画作品も多数作られた。
 他の作品に「COWA!」「カジカ」「SAND LAND」など。「ドラゴンクエスト」シリーズなど人気ゲームのキャラクターデザインも手掛けた。
 20カ国以上で漫画、アニメが翻訳され、世界的にファンを獲得。2013年にフランスのアングレーム国際漫画祭40周年記念特別賞、19年には同国の芸術文化勲章シュバリエ章を受けた。
「SAND LAND」のアニメやゲームのプロジェクト、今秋公開予定の「ドラゴンボール」新作映画にも関わり、最近まで活動を続けていた。 
 時事通信 3/8(金) 12:19

+++++++++++++

 鳥山明が亡くなった。

 一昨年あたりから「青春時代の文化」の担い手の亡くなる話が続き、寂しくてたまらないのに。
 鳥山明はまだ「その枠」にはいるには若すぎる。
 この春には新作アニメシリーズの配信も決まっているというのに。

 鳥山明といえば「アラレちゃん」という人も多い。
 別の地方の大学に行った同級生など、「アニメが流れる時間は街から学生の姿がなくなる」と「昭和かよ(←昭和だよ)」というほど、はまっていた世代もある。
 私は当時そこまではまってはいなかったが、イラストになっていたデフォルメメカは好きだった。

 そしてドラゴンボール。
 亀仙人の「もうちょっとだけ続くんじゃ」からの長いこと。
 長いといえば、アニメの方のOPからの「前回までのあらすじ紹介」は、ネタにした人も多いだろう。

+++++++++++++
 英BBCも鳥山明さんの訃報を速報「史上最も影響力があり、最も売れた日本の漫画の作者」

 英BBCも8日、世界中で愛された漫画家・鳥山明さんの訃報を速報した。
「史上最も影響力があり、最も売れた日本の漫画の1つであるドラゴンボールの作者が68歳で死去した」とし、3月1日に急性硬膜下血腫で亡くなったこと、葬儀が近親者で執り行われたことなどを伝えた。「世界中で非常に人気がある」として、代表作「ドラゴンボール」の概要も紹介。「ファンは、子供時代の一部となったキャラクターを生み出した鳥山氏に敬意を表している」とし、SNSに続々と投稿される追悼の声にも詳しく触れている。
 日刊スポーツ 3/8(金) 14:34

+++++++++++++

 世界の多くの人にも、そのジョークは通じるかもしれない。

「急性硬膜下血腫」というのは、本県の知事も少し前に酔って転んで頭を打って「急性硬膜外血種」を起こして緊急搬送されている。
 頭を打つようなことがあったのだろうか。
 あまりにも急すぎる。


 さらに昨日は、

+++++++++++++
 ちびまる子ちゃんの声優 TARAKOさん急死 まる子を34年にわたり演じる


(写真、産経新聞より。TARAKOさん)

 人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公、まる子役で知られる声優のTARAKO(たらこ、本名非公開)さんが4日死去した。63歳。葬儀は近親者のみで執り行い、後日、お別れの会を開く予定。
 同番組を放送するフジテレビによると、今年に入って闘病しながら仕事をしていたが、容体が急変した。24日の放送が最後の出演回となる。後任については「現在対応を検討している」という。
 群馬県出身。昭和56年、アニメ「うる星やつら」で声優デビュー。平成2年に始まった「ちびまる子ちゃん」では、原作者のさくらももこさん(平成30年、53歳で死去)が、まる子は自分の分身であるとして、自身の声に似ているTARAKOさんを抜擢(ばってき)。初回放送から34年にわたって演じ続けた。
 ほかに「まじかる☆タルるートくん」のタルるートくん役なども演じた。今月22日公開のアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章にも出演していた。
 舞台にも情熱を注ぎ、演劇集団WAKUを主宰。シンガー・ソングライター、ナレーターとしても活動した。著書にエッセー集「うるうる白書 心のコリをほぐそうよ!」など。
 産経新聞 3/9(土) 11:59

+++++++++++++

「ザブングル」のチルまで……。

 この頃はNHKの鉄道旅のナレーションで耳に残っている。あの声ももう聴けない。

 寂しい話が続く。
 合掌。