偉人にはなれなくとも下衆にはなりたくないな | 偕楽園血圧日記

偉人にはなれなくとも下衆にはなりたくないな

 8月最後の日も、昼前に33度を超える暑さ。
 九州の方ではまた大雨になっているというが、相変わらずのカンカン照りなのに湿度だけ高くて不快さはMAX状態。

 沖縄の方には台風も来ているせいか、胸にブラックホールが仕込まれたような感覚があるし。


 福島第一原子力発電所の処理水が放出されて1週間になり、いろいろ「想定外」のことが起きているのだ、それは明日以降に取り上げるとして。

 この案件やその他のことでなにかあると岸田叩きに出てくる勢力の下衆さときたら。

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 福島産グルメを食べる岸田文雄首相らのパフォーマンスに「庶民はこんな豪華なもの食べられない」批判殺到

 東京電力福島第1原発事故で生じ、海洋放出された処理水を巡り、閣僚らのパフォーマンスにあきれ声が広がっている。30日には岸田文雄首相らが、安全性をアピールするために福島県産の海産物を食べる様子が公開されたが、SNS上では「いいもの食べ過ぎ」と逆効果となっている。

 岸田首相との”昼食会”に同席した西村康稔経産相のX(旧ツイッター)によると、30日のメニューはいわき市のヒラメの刺し身、相馬市のスズキとタコなど。西村経産相は29日にも福島県産のスズキの塩焼きに舌鼓を打つ様子を投稿しており、30日は「これからも福島県産食材を食べて応援します」とあらためて強調した。

 X上では「食べて応援!これが一番」と称賛する声もある。一方で「いいですね。庶民はこんな豪華なお昼ご飯など食べられません」「いいなー。現地の人々がコレを食べてくれよ!という厳選をした選りすぐりのうまいやつだろ」などと、苦しい庶民生活をよそに美食を楽しむ様子に皮肉や羨望(せんぼう)の声が上がっている。
 さらに「魚食って喜んでる場合じゃないんだよ。日本を貶める中国に対してキッチリ制裁かけろよ!」「食事会なら中国を含めた各国大使とやればいいのに」「何の意味もないパフォーマンス」などと、処理水放出に対抗措置を取っている中国への対応を求める声も出ている。
 中日スポーツ 8/30(水) 22:24

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 処理水放出前には散々「食べてみろ」「飲んでみろ」と喚いていたくせに、いざ食べてみたら僻み全開にして騒ぎだす。

苦しい庶民生活をよそに美食」って、相変わらずどんな生活しているのか知らないが、これぐらいの刺身定食ならば不通の庶民も手が出る範囲。騒がず大洗にでも遊びに来てごらんよ。1,000円ぐらいで結構なものが食べられるから。

 ちょうど、

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 映画「ゴジラ」ツアーや爆破体験 茨城で10月から大型観光企画


(写真、毎日新聞より。映画やドラマなどのロケ地として有名な常陸大宮市内の採石場で、コスプレして爆破シーンの撮影ができる企画=茨城県提供)

 茨城県とJR東日本水戸支社は29日、10~12月の大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン」(茨城DC)で展開する計250件の特別企画を発表した。映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の関連地巡りや爆破体験、自転車を袋に入れずに電車に持ち込める「サイクルトレイン」などが目玉。政府の需要喚起策「全国旅行支援」を使った県内旅行代割引も10月に再開する。

 茨城DCは、県内各地で県や市町村、民間団体とJRが実施する。ゴジラ映画の11月公開に合わせた関連地巡りや、爆破シーンのロケ地として有名な常陸大宮市の採石場でコスプレや爆破を体験するツアー、JR常磐線土浦―上野間などのサイクルトレインといった体験企画を多く用意する。
 また、筑波山頂から昇る朝日が輝いて見える「ダイヤモンド筑波」といった絶景を眺める早朝サウナイベントや、夜の竜神湖(常陸太田市)ツアーなどで宿泊客の取り込みも図る。1泊2日で1人33万円からの東京発ヘリコプター旅など高額商品もある。
 県は10~12月、「体験王国いばらき割」として県内旅行代割引を再開する。予約受け付けは9月11日から。
 県によると、県内でのDCは2002年以来、21年ぶり。県は22年10~12月の先行企画に1億700万円、23年度の本企画に1億2000万円を計上し、広告や式典費用に充ててきた。
 22年の先行企画期間の観光消費額は、全国旅行支援にも後押しされ平年を200億円近く上回り、約932億円と過去最高を記録した。県は23年10~12月の消費額を1000億円とする目標を掲げている。【木許はるみ】
 毎日新聞 8/30(水) 11:30

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 こんな企画も始まるし。

 ネットで僻み爆発させているよりも、よほど楽しい「爆発」体験ができるぞ


 まったく。さすが安倍政権時代に、


(画像、中日新聞紙面より)

 こんな紙面を作った新聞傘下のスポーツ紙。いつもの「元天ぷらナイツ」が騒いでいるだけのものを「殺到」と、まるで「それが世論」であるかのように「妬み、嫉み、僻み」の3み煽りをするだけでなく、

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 岸田首相は「増税メガネ」? 不名誉ニックネームがじわじわ浸透…SNSでトレンドトップ10入り

「防衛増税」や「サラリーマン増税」などで批判を浴びている岸田文雄首相に「増税メガネ」という不名誉なニックネームがじわじわと浸透しつつある。25日夜にX(旧ツイッター)で、このワードがトレンド入りしてしまった。
 X上で多く投稿されている言葉をランキング化したサイト「Twittrend(ついっトレンド)」によると、この「増税メガネ」は25日午後7時頃に約2000件投稿され、トレンドのトップ10入り。午後8時頃には5000件近くに投稿が増えた。
 岸田首相を名指しした「増税メガネ」と呼ばれる呼称は、2021年末頃から旧ツイッター上で散発的に投稿されていた。今年7月頃から徐々に投稿は増加傾向にあったが、8月25日午後に大型掲示板サイト「5ちゃんねる」に、その呼称をタイトルに載せたスレッドが登場。まとめサイトに転載されたことから、X上で一気に拡散されたとみられる。
 中日スポーツ 8/25(金) 20:47

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 こんな記事を書いてはしゃいでいるのだから、低俗にもほどがある。

 他にも「『増税メガネ』がトレンドワードに 増税イメージ強い岸田文雄首相の呼び名『秀逸すぎる』の声」(日刊スポーツ 8/25(金) 20:36配信)と書くところもあるが、なにが「秀逸」だろうか。こんなものただの「いじめ」ではないか。子供の「あだ名」で騒いでいたのは誰なのだ?

 防衛費の確保できちんとした議論もできず、ただ答申が出ているだけのことで決まってもいない「増税」で「苦しい苦しい」といい、ただひたすら悪口を言って憂さを晴らそうとする。
 それでは政治に影響など及ぼせるはずもない。

 スポーツ紙とはいえ一応は「ジャーナリズム」の端にいるようにところが3みを煽り、テレビのワイドショーもほとんどこのレベルの「コメンテイター」が語っているのだから、お粗末なこと底がない。

 こういうものにつられるあまり、

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 慶応高OBの自民・石原宏高衆院議員「母校やった」Xで後輩たちの107年ぶり優勝を祝福

 自民党の石原宏高衆院議員は23日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、全国高校野球選手権で、母校の慶応高校が仙台育英に8-2で勝利し、107年ぶりの優勝を決めたことを祝福した。
「母校やった、母校、慶應高校、見事に107年ぶりの優勝です」と記し、優勝カップのイラストも添えた。
(後略)
 日刊スポーツ 8/23(水) 18:37

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 こういう話にも、「そう、よかったですねおめでとう」と流すこともできずに、

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これは好機とばかりに、どさくさに紛れて登場して逆効果になる典型的なパターン。自身のキャラを考えないと。母校のグッドニュースでも補いきれない。

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ここぞとばかりに出しゃばる芸能人や政治家の多いこと。
幼稚舎からのぼんぼん学校はそれなりの人間しかいないってことかな。

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親の七光
兄の十四光

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たぶんこいつ野球のルールも知らない。

打ったら3塁に走り出すヤツ。

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昔って裏口って平気であったんだよね〜。

 上記記事コメント欄より

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 ただひたすらい汚く罵倒するような人間には、なりたくないねぇ。


 本日の秋。

 夏が終わりバッタが出てくる季節にちなんだのだろうか、

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 汚れ、傷み…本来の姿取り戻そう 水戸芸術館、巨大バッタ修復へCF


(写真、毎日新聞より。「飛蝗(プロジェクト・インセクト・ワールド)」点検時の様子=3月)

 水戸芸術館(水戸市五軒町1)は、同館で収蔵する全長50メートルの巨大バッタを修復するため、29日午前10時からネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を始める。

 巨大バッタは、現代美術家の椿昇さんと美学者の故・室井尚さんによる作品「飛蝗(ばった)(プロジェクト・インセクト・ワールド)」。2001年に開かれた現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ2001」のシンボルとなり、02年に水戸芸術館に収蔵された。2000年代を代表する現代美術作品として、これまでに同館やカナダ・トロントなどで展示され、多くの人の目を楽しませてきた。しかし、その巨大さから屋外で展示するため、色あせや傷み、汚れが目立つ。CFで集まった資金で胴体内部を補強し、前側に折れた格好の触覚部分を軽い素材で作り直して立ち上げ、生命感みなぎる本来の形を取り戻すという。

寄付額は350万円を目標とし、10月27日までCFサイト(https://readyfor.jp/projects/arttowermito-locust)で受け付ける。同館は「今まで守りながら親しんできた巨大なバッタを次世代の子どもたちにも見てもらえるよう、そのつなぎ手になっていただきたい」と協力を呼びかけている。【鈴木敬子】
 毎日新聞 8/28(月) 11:30

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 水戸芸術館がこんなことを始めた。

 あのバッタ、作家の持ち物ではなかったのか。

 芸術館のサイトをみると、CFの最低応援額が5000円からになっているのだが、「次世代の子どもたちにも見てもらえるよう、そのつなぎ手になっていただきたい」というのだから、ここはその「次世代の子供たち」も当事者として参加できるできるように300円ぐらいからにできなかったのかな?
 手数料を省くため、振り込みではなく芸術館に寄付箱を置いて直接集めるとかにして。

 再生後にベストポジションで写真を撮れる権利をつけてあげれば、いい思い出になる。