わざとユーザーが離れるようにしているとしか…… | 偕楽園血圧日記

わざとユーザーが離れるようにしているとしか……

 一日雨だ。桜も昨日の暴風で全部散ったことだろうな。


 さて……青い鳥が戻ってきた。

 このところ、ツイッターを読み込んでいる時にいつもの青い鳥ではなく犬の絵が出るようになっていた。
 気が付くとホーム画面でも鳥に成り代わって表示されて。
「なんじゃこりゃ?」と思っていたら……、

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 Twitterのロゴ、青い鳥から柴犬に マスク氏推す仮想通貨急騰


(写真、毎日新聞より。Twitterのホーム画面に表示された犬のロゴ)

 ツイッターの画面左上に表示されるロゴが日本時間4日早朝、突然、それまでの青い鳥から柴犬(しばいぬ)に変わった。この柴犬はツイッター社を買収したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が支持してきた仮想通貨(暗号資産)の「ドージコイン」のロゴ。その直後、ドージコインの価格は急騰し、変更前から一時約3割上昇した。

 ドージコインは2013年に登場した仮想通貨で、もともとはビットコインを模して作られたパロディーコインだった。マスク氏は仮想通貨の熱心な支持者で知られ、このドージコインについても推奨するコメントを発信していた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、マスク氏がCEOを務める米電気自動車(EV)大手テスラは既にドージコインで一部商品の支払いを受け付>けているという。

◇マスク氏「約束通りにしたよ」
 ツイッターのロゴを柴犬に変更した後、マスク氏は過去にツイッター上で受け取った「鳥のロゴマークを柴犬に変えてよ」というフォロワーのつぶやきのスクリーンショットを添付し、「約束通りにしたよ」とツイートした。【三沢耕平】
 毎日新聞 4/4(火) 10:27

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 なるほど、自分が株主のSNSを使って別企業のコマーシャルをやっているわけか。

 もちろんドージコインの運営会社からコマーシャル料はもらっているんだろうな?
 そうでなければ、ただの「私物化」でしかなくなり、訴訟社会のアメリカでは結構面倒なことにもなりそうだ。


 それにしても、マスク氏のツイッター運営はずいぶんめちゃめちゃ。
 タイムラインの時系列をグチャグチャにしてくれただけではなく、「おすすめ」「フォロー中」に分けてしまい、フォローはしていないが「こんな意見もあるのか」と知る機会を潰してくれているし、同じツイートを繰り返し出してくれたりもするし。


https://twitter.com/tebasakitoriri/status/1643304176536125440

 こんな現象に遭っている人もいる。

 そんな中ついには、

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 イーロン・マスクの予告、Twitter無料ユーザーは「おすすめ」に表示されず投票権もナシ!

 Twitterのイーロン・マスクCEOは、4月15日以降は認証済みアカウント、つまり有料プランBlue加入者のツイートだけが「おすすめ」タブに表示されることや、無料ユーザーが投票に参加できなくなることを予告しました。
 マスク氏によれば、これが「高度なAIボット群に乗っ取られることに対抗するための、唯一の現実的な方法」だそうです。
 もっともTwitter Blueの認証バッジは、月額ないし年間料金を支払って有効な電話番号さえあれば、誰でも取得できるものです。FacebookやInstagramの「Meta Verified」のように政府発行のIDを要求することもなく、ボットを防ぐ効果は薄いと思われます。
 Twitterは収益化をはかるため、Blueへの加入を積極的に推進しています。先日も、4月1日から従来の認証バッジを廃止すると予告し、使い続けたい人にはBlueを契約するよう呼びかけていました。今回の新たな方針も、そうしたBlue加入者を増やす戦略の一環かもしれません。

 マスク氏はTwitterを440億ドル支払って買収したものの、現在の評価額は約200億ドル、つまり半額以下と見積もっているとの報道もありました 。同氏は年末頃までに「(会社が)安定した状態になる」見通しだと語っていましたが、さらに大胆な一手を打つことを期待したいところです。
 GetNavi web 3/29(水) 19:12

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 こんな仕様を入れると予告まで。

「bot対策」とはいっているが、記事でも指摘されているように効果は薄く、つまるところはツイッターを広告に使っている企業や店舗などから「ツイッターブルー」取得料を取ろうという魂胆なのだろう。せこいなー。

 トレンドを操作して「歪んだ世論」を作り、マスメディアがそれを大々的に取り上げることで政治を誘導してきた社員のクビを切ってくれたことには感謝するが、それが「金で操作できる」ように置き換わるだけというのでは……。


 本日の音色。

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 デパ地下でジャズ生演奏、大阪 大丸心斎橋、投げ銭体験も


(写真、共同通信より。大丸心斎橋店の地下2階でジャズを演奏するプロミュージシャン=3月、大阪市)

 食事をしながら「本物のジャズ」を楽しんでもらおうと、大丸心斎橋店(大阪市)が地下2階のフードコートでプロミュージシャンによる生演奏会を開催している。店舗で食べ物などを購入すると、お気に入りの演奏者を投げ銭(チップ)で応援することができ、音楽を聞くだけではない楽しさも味わえると好評だ。
 演奏家の活動の場を広げようと、大丸心斎橋店が企画した。演奏会は3月から開催しており、今月22日、29日、5月20日にも開く予定。大阪にゆかりのあるジャズミュージシャンが曲を披露する。
 投げ銭はフードコートで500円以上の注文をすると、オリジナルの“紙幣”を1枚もらえ、専用の箱に入れる。
 共同通信 4/4(火) 16:07

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 面白い試みだな。

「投げ銭」といいながら「フードコートで500円以上の注文をすると、オリジナルの“紙幣”を1枚もらえ、専用の箱に入れる」というのは、現金を演奏者の前に置かれた帽子に入れるような古式ゆかしきやり方ではトラブルが起きるからというのだろうか。

 デパートなどでは普通にBGMが流されているが、生演奏の音というのはまた違った迫力があるから、触れるのはいいことだ。


 もう30年以上前になるか。水戸の中心市街地になる馬の背大地を通る国道沿いの泉町で、毎月末の金曜に何組かの演奏家に道端で演奏をしてもらうという催しをやっていたことがある。
「月末街角演奏会」だったかな? そんな感じの名前がついていた。
 市民会館ができ、周辺一帯を「MitoriO」と名付けて盛り上げようというのならば、町会もまたこの手の催しを復活させてみたらどうだろう。

 コロナは終息傾向にあるが、まだ街に人は戻ってきていない。
 水戸で何十年も配布されている無料のタウンガイド誌も、今月はとうとう飲食系のクーポンがなくなってしまった。広告もほとんど出ていない。
 それだけ各店舗に余裕がなくなっているのだから。