これじゃ「しめし」がつかないよ(ため息) | 偕楽園血圧日記

これじゃ「しめし」がつかないよ(ため息)

 昨日花火が上がっていたのはなにかと思っていたのだが、千波湖のところでアウトドアフェスタをやっていて、そのイベントの一つだったのか。
 今日も開催されていたというので行きたかったが、どうにも具合がよろしくなくて一日家で寝ていることになってしまった。残念。


 さて、いよいよ明日が選挙人による投票日になるアメリカの大統領選挙。

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 トランプ氏の法廷闘争、事実上の終焉…米最高裁「無効」の訴え退ける

【ワシントン=横堀裕也】米大統領選を巡り、テキサス州が接戦州4州の選挙結果を無効とするよう連邦最高裁判所に求めた訴訟で、最高裁は11日、訴えを退ける決定をした。トランプ大統領も原告に加わることを申し立てており、バイデン次期大統領が勝利した選挙結果を覆そうと望みを託してきたが、法廷闘争は事実上の終焉(しゅうえん)を迎えた形だ。
 最高裁は、テキサス州には訴えを起こす法的利益はないとして、原告適格を認めなかった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は決定を受け、トランプ氏側の法廷闘争について「選挙結果を覆す道は閉ざされた」と伝えた。
 訴訟は、テキサス州の州務長官が7日、ペンシルベニア、ジョージア、ミシガン、ウィスコンシンの4州を相手取って起こした。4州の選挙手続きが米憲法の規定に違反していたとして、選挙結果を無効とし、州議会が新たに選挙人を任命することを認めるよう求めていた。
 読売新聞オンライン 12/12(土) 11:56

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 テキサス州などが起こしていた訴訟が「門前払い」された。

 ネットではなぜか、日本の「反トランプ」勢力が「ネトウヨざまあみろ」と日本人を揶揄して喜ぶという珍現象がみられているのだが……これだけ不正の証言が宣誓供述付きで出ている選挙なのだ。以前にも書いたように、結果が覆されるか否かは別にして、不正を行った組織や個人はきっちりあぶり出して処罰をしておかなくては、次の大統領選挙が「なんでもありのやったもん勝ち」というめちゃくちゃなものになってしまうことになる

 アメリカはヨーロッパと組んで、

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 欧米、ベネズエラ国会議員選の結果認めず 「最低限の信頼守れず」

[カラカス 7日 ロイター] -     米国と欧州連合(EU)のほか、フラジルを含む中南米諸国は7日、ベネズエラで6日に行われた国会議員選挙の結果を認めないと表明した。
 同選挙は、不正が予想されるとして野党がボイコットする中で実施された。全国選挙評議会(選挙管理委員会に相当)はこの日、マドゥロ大統領支持の候補者が過半数を獲得したと発表。これにより野党が過半数を占めていた国会はマドゥロ大統領支持派が掌握することになる。国営テレビによると、投票率は31%にとどまった。
 ポンペオ米国務長官は「米国は、他の多くの民主主義を掲げる国とともに、最低限の信頼の水準さえも守れなかったこのまやかしを非難する」とする声明を発表した。
 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表も声明で「最低限の国際基準も満たしていない」と非難。ブラジルやコロンビアを含む中南米諸国も「合法性と正当性を欠く」とする声明を発表した。
 マドゥロ大統領はこの日、テレビ放映された演説で「新たな国会が発足した」とし、「疑いもなく偉大な勝利だった」と述べている。
 ロイター 12/8(火) 4:11

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 こんなことを言っているが、自国の選挙不正を野放しにしたままだと、こういうところでも「お前が言うな」で一蹴されてしまうことにもなり、国際的にも影響してくるのだ。

「勝利宣言」をした側ほど、そういうところは「きっちり」しなくてはならないのだがなぁ


 ところで、その大統領選挙にも絡む話で、とんでもないことを知った。

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 下院の議席配分の人口から不法移民除外を トランプ政権、最後の政策闘争

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は11月30日、米最高裁で、下院で各州に配分する議席数の算定から、不法移民を除外することを目指す最後の大きな政策闘争を繰り広げた。
 退任を控えたトランプ氏の計画が進展すれば、不法移民が多い州の下院への影響力が弱まる可能性がある。
 米国は憲法の規定に従って10年に1度、国勢調査を行っている。連邦政府の補助金の一部や、下院で各州に割り当てられる議席数は国勢調査の結果によって決められる。
 国勢調査が行われていた今年7月、トランプ氏は国内に1000万人いると推定されている不法移民を下院の議席数を決める人口から除外するよう命じた。
 大統領在任中、国内に流入する移民の制限に取り組んできたトランプ氏は、国内に不法滞在する外国人が代表者を通じて議会に参加することを認めたくないと公言してきた。
 現在のところ、国勢調査は短期滞在ビザで滞在中の外国人を除くすべての住民が対象とされている。
 多数の移民を抱え民主党が与党となっているニューヨーク州などの州は、不法移民の除外に異議を唱え、下級審で勝利してきた。
 これを受けてトランプ政権は、トランプ氏は今年の国勢調査の結果を来年1月に下院で各州に分配する議席数に反映させることにしているとして、最高裁に速やかに介入するよう求めた。最高裁は近日中に判断を下すとみられる。
 2019年、最高裁は国勢調査に市民権の有無を尋ねる質問を加えることは認めないとする判決を判事5対4の小差で下した。この質問は、国勢調査への回答を避ける移民が増え、一部の州で移民人口が実態よりも少なく算出されるようになると批判されていた。
 米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)の調査によると、トランプ政権が求めている変更が実現すれば、カリフォルニア、フロリダ、テキサスの3州は今後10年間、下院で割り当てられる議席が1議席減り、ミネソタ、アラバマ、オハイオの3州は1議席増える可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 12/1(火) 9:58

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 はじめにも挙げた「選挙人」、大統領選挙の過程でよく耳にされたことだろうこの「関節投票人」の州ごとの人数には、米議会の下院議員の数が関係してくる。
 具体的には、各州に定数で割り振られている上院議員の数に、人口比例で当てられた下院議員の合計数ということになっているわけで、人口の多いカリフォルニアに55人もいる一方で人口の少ないモンタナなどでは3という、日本人から見たら「それ不公平じゃないの?」という感想が出てきそうな配分になっている。
 まあそのあたりはアメリカ人が「そういうものでいい」というのならば外国人が口を出すことではないのだが、その下院議員の定数を決める基礎人口の算定で、州の中には不法移民まで含めているところがあるというのだ。

 驚きである。
 これはいってみれば、「国民ではない人間を多数引き入れることで議会や大統領選を支配できる」ということでもある。
 アメリカの参政権のことではよく「グリーンカードでは参政権がない」「市民権が」という話になるが、投票権はないが議席の分配の話で「不法滞在者の数」が影響してくるというのだから、杜撰にもほどがある。

 どこの国でも議会などの選挙は「利害も絡んで設計に苦労するもので、我が国もまた例外ではないのだけれど、アメリカはそれ以前のところで、一度「選挙制度と国民」というところを見直してみた方がいいと思うな。外国人の一感想として。


 本日の冒険。

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 淡路島に「ドラクエ」再現 新アトラクション、来春開業 パソナ子会社

 淡路島(兵庫県)のテーマパークに来春オープンするドラゴンクエストの世界を再現した新アトラクションのイメージ画像(C)2020 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
 兵庫県の淡路島でテーマパークを運営するパソナグループ子会社の「ニジゲンノモリ」(同県淡路市)は10日、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」の世界を再現した新アトラクションを来年春にオープンすると発表した。来場者は物語の主人公になって現実とデジタルを融合させた世界を歩き、ゲームのように冒険を楽しめるという。
 新アトラクションは「ドラゴンクエスト アイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」。県立淡路島公園内の約8000平方メートルのエリアに、雄大な自然と映像などを組み合わせてゲームの世界を表現、ゲームに登場するモンスターも出現する。詳しい内容や料金は今後発表するという。
 時事通信 12/10(木) 20:48




https://twitter.com/DQ_ISLAND/status/1336853223710228480
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 へぇー、どんなものになるのかなぁ。
 間違ってもジェットコースターに乗ってセットの中を走り抜けるというようなものではないと思うけど。

 自分が冒険者になるのならば、入り口で衣装とかの貸し出しもしないといけないし、人数限定でないと難しい。
「冒険者に守られる一般人」の形になるのかなあ。

北関東から行ってみたいなという人は、水戸の「ルイーダの酒場」こと居眠白猫亭でパーティーを組んでから行くといいと思う。関西行きの道中から「冒険」になって楽しいぞ(笑)。