人権擁護法案の見本 | 偕楽園血圧日記

人権擁護法案の見本


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<実名報道>毎日新聞に賠償命令 プライバシー侵害

埼玉医科大でセクハラ行為を受けたとする女性が同大教授を提訴したことを実名で取り上げた毎日新聞の記事を巡り、教授が名誉を傷つけられたと計2500万円の賠償を求めた訴訟で、東京地>裁は14日、女性に名誉棄損を認め385万円を、毎日新聞にはプライバシー侵害を認め110万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
(毎日新聞) - 3月14日13時16分更新
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 人権擁護法案が成立したら、このような訴えは日常茶飯事になるだろう。法律を厳密に適用すると、報道はすべて匿名で行わなくてはならないが、その匿名性を守らなかったものは実名報道されることになる。何年か前に、実名報道された19才の殺人犯が、「プライバシーの侵害」と訴訟を起こしたことがあったが、どう考えてもおかしいだろう。
 それにしても、この教授の場合は(まだ地裁レベルではあるが)訴訟には勝っているので、十分名誉は守れていると思うのだが……