ノ・ムヒョン大統領の演説を見て | 偕楽園血圧日記

ノ・ムヒョン大統領の演説を見て


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日本は「心から謝罪」を 3・1式典で盧大統領

【ソウル1日共同】韓国の盧武鉉大統領は1日、ソウルで行われた「3・1独立運動」記念式典での演説で「(日本が)過去の真実を究明し、心から謝罪し、賠償することがあれば賠償し、そして和解しなければならない」と訴え、日本政府や国民に、日韓和解に向けた「真摯な努力」を求めた。
 日韓国交正常化40周年に当たり、日本側の努力なしでは日韓関係の発展は困難との認識を示したもので、韓国側の日本側へのいら立ちを示すものともいえる。盧大統領は同時に、両国関係>の進展を尊重し過去の問題を外交的な争点にしない方針に「今も変わりはない」と述べた。
「賠償」について盧大統領は、「賠償することがあれば」と条件を付ける形で言及し「賠償」の対象にも言及しなかったが、従軍慰安婦問題や強制連行問題について日本に自主的な判断を促したものとみられる。                        (共同通信) - 3月1日12時14分更新
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何を言っているのだこの人は。過去の真実を究明する必要があるのは韓国のほうではないか。「日本側の努力無しでは発展は困難」って、日本の努力を無にする行動をとっているのはあなたの国でしょうに。真摯な努力って、反日自虐運動のことですか?

 だが、この演説をよく読んでみると、「賠償することがあれば」と条件付けて言っているところに、韓国側の難しい立場が見て取れる。(共同通信は左翼系なので違う解釈をしているようだが)政府としては、日韓基本条約も知っているし、捏造偏向教育を行っている自覚があるのだから、あまり強く非難表明することはできない。しかしここで安易に日本に妥協する姿勢を見せてしまうと、逆に自分たちの教育で火をつけた反日感情が自分たちのほうに向いてしまう。(ましてや単なるテロを愛国的レジスタンスとでっち上げた運動を記念する日の演説である)
 かつては国内をまとめるために反日が必要だったのだろう。イ・スンマンといった日本によって特権階級を追われて恨みを持った人間(北のキム一族もそうだ)がトップに立ったせいもあるだろう。現在、政府レベルで冷静に考えると、ここまでの反日は必要ない。やりすぎて断交となると、困るのは韓国のほうである。駐韓大使の竹島発言のときに呼びつけたのも公使だというところにも、抗議したという面子は立てながらも大事にしたくはないという政府の姿勢が垣間見える。
 反日教育をしたが、効果が出すぎで暴走している。しかし止めると自分たちが困る。ということで収拾がつかなくなっているのである。早い話が、自爆しているのだ。

 しかし、演説の冒頭で「韓日2国は北東アジアの未来をともに開く運命共同体だ」とも言ったらしいが、勝手に共同体にしないでくれ。日本は日本でやるから、あなたたちは北朝鮮と一蓮托生になってなさい。