「役を生きる」演技とは?プレビュー公演の感想をいただきました。 | 演技の悩み解決ブログ スタニスラフスキーの孫弟子が演技力向上メソッドの真髄を大阪よりお届けします。         

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スタニスラフスキーの孫弟子アクティングコーチ田中てつが演技の悩みを解決するブログです。

【役を生きる演技とは】

 

お陰様で6月6日プレビュー公演と銘打った、公開の通し稽古は無事に終わりました。

 

予想通り、その通しが初通し(-_-;)

 

衣装、小道具、音響、お客様の席、バタバタの極致で始まった初通し、色々失敗や反省もありながらお客様からはおおむね暖かいお言葉をいただくことができました。

 

そして、私たちが目指している「演じる」のではなく「役を生きる」が明確に伝わっていることを実感できる感想をいくつか頂きました。

 

役者たちのポテンシャルを知ってる私が今回の通し稽古に、満足するわけには絶対にいかないのですが、目指している方向性にぶれることなく近づけていることを初めて観ていただいたお客様からフィードバックして頂けたことで大いに勇気をもらえました。

 

「本番も必ず来ます!」とのお言葉をいただいたので、驚いて頂けるくらいの伸びを観ていただきたいと思います。

 

以下、プレビューの感想を一部共有させていただきます。

 

【惚れました】 女優さん 20代

 

たった一度、3時間見させてもらっただけですが・・・役者の方、というか舞台の上の人たちに心を持っていかれました。

 

惚れました。

 

ずっと目が離せなくてずっと興奮していました。自分でも驚くほど目の前で広げられた世界に入り込んでました。

 

時間が経った今でも思い出すだけで胸が熱くなります。

 

本気で涙を流されるから私も涙が止まりませんでした。

 

役、キャラ、じゃなくて本当に本人達がその場にいるかのようで、私が知らなかったところで生きていて現実に今もいるかのように思えて、空間も本当にその場に談話室があるかのようで、意味がわからないかもしれませんが私があの人たちの生活をふっと見つけてしまったように感じて、ああ、これが本物なんだ、プロって呼ばれる人たちの世界なんだと感動と興奮と今までの自分が恥ずかしくなって少しの悔しさと憧れと色んなものが込み上がって合わさって終わってからしばらく何も考えられなくなりました。

 

演技面で、演出面で、どこが素晴らしくてどこが参考になってとか普段なら舞台を観ていると少しは考えてしまうんです。

 

でも今回は舞台もなにももう本人で、実話で、現実で、それが全てでそれ以上でも以下でもないからもう何も無かったです、もう日本語が不自由です…笑笑

 

とりあえず自分の中で凄く興奮して楽しくてこれが初通しなんて信じられません。

 

是非本番も見に行きたいです。行かせてください。また公演情報ください。お願いします。

 

【光っていました】 女優さん 30代

 

昨日はありがとうございました!
とても良い舞台で泣きそうになりました。


三時間という長い舞台で台詞も多く、それも名古屋の方言でやりきっていたのに感心いたしました(^^)


そして皆さん、さすがスタニスラフスキーを勉強しているだけありますね!(^^)


役に真実味があるように感じ、一人一人のキャラクター性が光っていました!


役へのアプローチの仕方や演出も素晴らしく、改めて田中先生の偉大さを実感致しました!!


田中先生みたいな人は日本全国でもなかなかいないと思います(^^)


ストーリー的には当時の時代背景や思考などわかりやすく表現されていて、昔、祖母に聞いた女学校時代の話を思い出しました(^^)


祖母は女学校を出て教師になったので境遇的には似ていたので当時の祖母もあんな感じだったのかなーっと思ったり共感する部分もありました(^^)

 

【台本に溺れている】 劇団主宰者・演出家・俳優 50代

 

昨日はお疲れ様でした。
演出の仕方も大変勉強になって、とっても貴重な時間を過ごすことができました。
まだ、本番まで1ヶ月ということなので、未完成なところもおありなのでしょうが、さすがに皆さんよく演技がまとまっていたと思います。

ただ、終盤が今ひとつ仕上がっていない感じでした。皆さん、台本に溺れてしまっているという感じで、全体の流れを掴んでいないような印象を受けました。
すみません、生意気なコメントで。

多分。これからその辺りを仕上げていかれるのでしょうね。
本番、見に行けるかまだ未定ですが、行けそうなら、ぜひお伺いします。

 

【感動しました】 養成所生 20代

 

私は初めて見たお芝居だったので内容も初めて知ったのですが、みなさんそれぞれのキャラクターがよく作られていて感動しました。


3時間と長いお話だったぶんもあってか、心情や環境の変化がよく伝わってきて、共感を覚えたり、自分であればどう動いたか、自分であればどう捉えたか、いろんなことをすごく考えさせられました。


特に光島さんの声の張り、響きの良さと気持ちの伝わりのすごさは大変勉強させていただきました。今後の参考にしようと思います。


自分も参加したいと思いました。
本番も都合が合えば伺わせてもらいます。頑張ってください。

 

その他、プレビュー公演にご協力いただいた方々本当にありがとうございました。もっともっと高く飛べるように残された稽古を大切に励みたいと思います。

 

 

【プロジェクトクラス公演ご案内】

 

 

 

【見よ、飛行機の高く飛べるを 公演ご案内】

 

下記に公演詳細をご案内させて頂きます。

 

 

 

【あらすじ】
明治末期、女子師範学校の寄宿舎。うら若き女教員の卵たちは大日本帝国指導の下、「温順貞淑」を強いられ、男性と二人きりで話すことさえ許されない。平塚雷鳥ら「新しい女」に憧れ「女子もまた飛ばねば…」と自由と誇りを勝ち取るために団結するが、夢見た飛翔を目前に彼女らの翼をもぎ取らんとする残酷な現実が…。その時、彼女たちが取った行動とは…。後に、日本の女性参政権運動を主導した市川房江をモデルに描く明治の女たちの熱すぎる青春物語

 

【日程】2017年 7月 14日~ 17日

 

7/14(金)

7/15(土)

7/16(日)

7/17(月)

13:30

 

 

 

15:00

 

 

18:30

 

 

 

    
【劇場】
綺羅星ホール
【地図】
   
大阪市西区西本町1丁目15-6 西本町ビルB1F 
(西本町郵便局の地下1階)
地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅24号出口から西へ徒歩3分

googlemapは→コチラ

【チケット】
前売り 2500円
当日  2800円

チケット予約は下記お申込みフォームよりお願いいたします
 

https://www.quartet-online.net/ticket/sutadio

 



主催 スタジオアクターズアート
協力 ㈲ビックワンウェスト 日本放映プロ株式会社
舞台監督・照明 高畑敬樹
音響 小倉千裕
チラシデザイン 渡邊瑞紀

 

【配役】
光島延ぶ  荒木有紀
杉坂初江  目崎愛子
大槻マツ  細川聖加
山森ちか  伊藤友美
小暮婦美  片岡亜紀
梅津仰子  二宮洋美
石塚セキ  村上香織
北側 操  説田純子
新庄洋一郎 田村優介
安達貞子  高木由起
菅沼くら  鹿田久子
中村英助  長尾淳史
青田作治  上岡幹典
難波泰造  中村真規
板谷わと  二宮洋美
板谷順吉  中村真規

 

 

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