歩いたのは友人です。
職場を解雇され、ストレスがたまり精神的にイライラしていて
家族から相談されました。
友人もわかっちゃーいるがどうしょうもないように精神的に落ち
込んでいました。
何かいいことはないか、と思ってた矢先わが県には中仙道や
佐渡奉行街道なるものがありました。
山野を歩く私のいい加減な一言「中仙道を歩いてみないか」と
すすめたのです。
中仙道って、という友人に日本橋から京都まで旧中仙道を歩き
継ぎながら踏破してみるんだよ、と。
中仙道か!といいながら帰宅した友人が1週間ごに訪ねて来て、
中仙道を歩くことにしたその決意を語るのです。
日本橋から歩いて、宿は昔風の旅籠(旅館)に泊まる。一年かけ
てでも京都までいく。
宿は泊まる土地の観光協会などに問い合わせて決める。
二泊の予定で歩き、一旦帰宅するなどして無理しない。
そして、決行したのは昨春の3月でした。
京都にたどり着いたのは6月、一年と3ヶ月。
土地土地の特産を送ってきました。
京都から帰ってきた友人と草津の湯で疲れ落とし。
中仙道を踏破してから友人は変わりました。
優柔不断だった考え方がすっかり影を潜め、どんな仕事にも
積極的でがんばるようになりました。
彼はいいます。家族の理解と支えがなかったら中仙道を踏破
できなかった、と。
中仙道といってももう街道として利用されていない山道や人里
離れた道もあったのですが、一人歩き続けた友人に敬服せざる
を得ません。
今度は、佐渡奉行街道を歩き佐渡に渡るといっています。いや、
彼が頼もしくなりました。