レコーディングスタジオ&ボイトレ/ギター教室@千歳船橋 -4ページ目

録音の順番

昨日は歌とアコースティックギターの録音をしました。

今回はアーティストさんの時間の都合で、

仮のギターを含めたオケを使用して、先に歌入れをすることに。


楽曲にはやさしい歌声がほしいということで

シンガーさんは力を出し過ぎないようにと座って録音しました。

プリアンプも温かい音が録れるものをチョイス。

これも一つの知識にしてもらえると思いますが、

それよりも今回は「録音の順番」です。


この後アコギの録音になりまして、

さぁ、アコギの音色をどうしましょうかと。

ギター自体がちょっとシャリっとした音だったのですが、

この優しく温かい歌声を邪魔しないように、よりマイルドな音が良いのでは・・・


ということで、ピックは使わず全て指(爪)で弾いてもらうことに。


歌声があったからこそイメージはしやすかったのですが、

アコギの音が立ち過ぎず、歌の後ろでやさしく鳴っている仕上がりに。


歌入れはやはり最後になることが多いですが、

このような時間の都合のケースに限らず、

仮歌を録音して、アコギの音色を考えていくやり方も良いでしょう。

そうすれば本チャンの歌入れは、

もっと感情が入ったテイクが録れるかもしれませんね。




バンドレコーディングのテンプレート

数ヶ月前に13曲レコーディングしたバンドさんがおりましたので、

今日は曲数が多い際のバンドレコーディングのアドバイスを書きます。



曲数が多いとそれなりに制作費が掛かります。

録音もたいへんだけど、ミックスダウンもマスタリングもたいへんです。

そしてバンドのメンバーも仕事等の予定を調整して、

長期の制作日程を組むこともたいへんです。


このレコーディングの時は、

とにかく1日でベーシックパートの一発録りを終わらせてしまうというかなり無謀な挑戦で、

結局のところ1曲ごとの音の確認をしっかりやらないまま進み、

ミックスダウン時に音を作り直したり、マスタリングもやり直したりということになりました。

(とは言え、ミックスやマスタリングのやり直しはプロの現場ではよくあることですが)


だからと言ってこのご時世、やはり制作費は抑えたいでしょう。

そこで本チャンの前にプリプロやデモ制作を行って、

バンドサウンドにおけるベーシックパートの音作りや録音方法を

定型化(テンプレート)することをお薦めします。

そして、曲ごとにアプローチを変えてミックスしていく・・・。



また私事ですが、

サンレコの記事にVAN HALENのニューアルバムの制作を手掛けたエンジニア、

ロス・ホガースさんの解説がありましたので、その一文を紹介。


「ヴァン・ヘイレンは基本的にデモを制作しないんだけれど、

今回はパート同士の音響的な相性や兼ね合いを見極めようと、

本番のレコーディングに先んじてデモ録音を行った。

メンバーはその中で自身の役割を見いだし、作品の方向性を模索していたよ。」



今までは全ての作業をプライベートスタジオで行っていたので何の制約もなかったでしょうが、

この作品では本チャンの録音を外部スタジオで行っているので、

こういったデモ制作も必要だったでしょう。


ふだん生音での音源制作がほとんどなので、録り音を大切にすることも含め

先の言葉は常々考えていることですし、お客さんにもよく説明することです。

これを読んでバンドサウンドの中での自分の役割を、

少しでも考えてみたり振り返ってみてもらえると嬉しいです。





ギターレッスン【夏休み企画】

暑い・・・。

ちょっと前に梅雨に入ったと思っていたら、もう夏ですね。


普段からハーフパンツはほとんど履かないけど、

今年の夏はクールビズで解禁にしようかと。

初めてのお客さんも「ラフ過ぎ」とか言わないでくださいね。



さてさて、

ギター教室 初心者クラス にて、

【夏休み企画】と題した初期費用半額キャンペーンを実施することになりました。

対象は学生さんのみ、先着3名程の予定です。


[追加]

今なら先着2名様限定で、一般の方も学生と同じ料金で受講できますよ!



「ギター興味あるんだけどな~」って方はぜひ!



ところで今は、中学校でも軽音部みたいのあるようですね。

高校であるのもうらやましいなって思っていたのに、

中学でバンドやれるなんて!



そういえば、昨日LED ZEPPELINの「Rock and Roll」をYou Tubeで観ました。

本家、VAN HALEN、Sheril Crowと続けて見比べるのも面白いもので、

意外にシェリル・クロウがかっこよかったのが好印象でした。

すごくシンプルだけど名曲ですね!