1年に1回寄付をしている東京フィル。
寄付をすると所得税控除の対象になり、確定申告をする事で多く払った税金が返ってくる場合があるので一生懸命寄付しています。ふるさと納税だけでは、税金は多く返って来ませんよ。

この事は少し前に、仲良しの美容師さんから相談を受けて、お教えしました。



東京フィルは寄付金額に応じて、演奏会の招待券をくださる。

6月26日に東京オペラシティでの演奏会の招待券をいただいていたので、行ってきました。


メシアンという作曲家は、あまり聞きません。

現代音楽と言いますか?ハーモニーや旋律よりも、「音」に注視しているのが現代音楽。

心地よいとは限らないハーモニーなので、気持ちが前のめりにならなかったんです。



しかし、最近仲良くなった大学生さんが行ったらしく、ピアノを担当した務川くんをベタ褒めしてたので聞きたくなったのです。(動機が単純笑)




オペラシティのコンサートが最終日。
東京フィルの知り合いの担当者にはいつも良くしていただいているので、挨拶をして、招待券を座席券に変えていただきました。

座席は…


1階席の13列目…ってメチャクチャいい席じゃん👍
実はこのコンサートの13列目から15列目の一部の席は「非売席」
14列目には一番高いSS席(15000円)がありますが、そこと同等の席を用意してくれました。





前に座席がないので、広く感じます。


ピアノを担当する務川慧悟くんは、エリザベート王妃音楽コンクール第3位、ロン=ティボー国際コンクール第2位受賞した31歳。若き音楽家です。


ピアニストがオーケストラと共演するのではなく、今回の曲はピアノも楽器のひとつと捉えて、オケの一員として音を奏でる役目。しかも、高度な卓越した技術を持ったピアニストでないと、メシアンの「トゥランガリーラ交響曲」は演奏出来ないとのことで、務川くんに白羽の矢が立ったのだとか。



また今回、オンドマルトノという聞き慣れない楽器との共演でした。

オンドマルトノってなんだよ?!

って感じでした。

演奏会は、トゥランガリーラ交響曲1曲のみ。
演奏時間80分で、途中の休憩はないんです。

聞いてて思った事は…
◯ よく眠れる
◯ 広いオペラシティの舞台が狭く感じる(103人がひしめき合ってるアセアセ)
◯ ピアニストが楽譜を見て弾いている(意外でしたが、覚えられるわけない…あんな曲笑)
◯ アンコールが無い
◯ この難解な曲を聴衆は理解してるのかな?(だって僕が理解できないんだもんガーン)

途中チョコっと寝ちゃったから?80分はあっという間で演奏終焉しました。

終演後、拍手喝采👏👏👏👏👏

カーテンコール3回終わって、コンサートはお開きとなりました。


ところで、オンドマルトノって何?
という興味が尽きなくて、終演後何やらわからない楽器の周りには人だかり。



僕も舞台に一番近い場所に行き、写真撮っていたのですが、仕組みもよくわかりません。


まぁ写真も撮影したから、帰ろうかな?


と思ったら…

舞台に再びピアノを弾いた務川くん、オンドマルトノを弾いた原田さんが出て来たんですよ。
彼らを祝福するオケのメンバーや指揮者と共に。


これは驚きましたよ〜
気がついた方々は再び拍手喝采。
6/23、6/24と演奏会があって、今回が最終日だったので、メンバー全員感慨深いものがあるようです。

演奏会終了後のこんな大盛り上がりは初めての経験ですよ〜
誰もが興奮していました。

多くの方は会場から出ていたのですが、僕も含めオンドマルトノの近くにいた方々は大喝采。



指揮者のチョン・ミョンフンさんは最後まで客席にお礼の挨拶をしていましたね。


とても良かった演奏会でした。