上野の国立博物館で開催中の「法然と極楽浄土展」にいってきました。
 
先週、国立博物館に行きながらも、パフェを食べたいがためにアセアセ法隆寺の宝物館を見学し、ホテルオークラさんのカフェで休憩して帰ってきてしまいました。

 

 

 

 

今回は、まず6月で期限が切れる国立博物館の賛助会の更新を先にしました

6月末まで時間はありますが、思い立った時にやらないと忘れてしまうし、法然展が6月9日までというのもあったし、事前に賛助会について問い合わせたら「今更新しても来年6月末の会員カードを渡せますよ」という事だったので、思い切って行ってきました。

 

国立博物館の賛助会は寄付会員制度です。

確定申告をすることで、所得税減税を受けられるし、税金が結構戻ってくるので、思い切りやっているのがこの手の寄付なのです。

 

 
昨年は、お試しで一番下のシルバー会員でしたが、今回は特別展にも入れるゴールド会員にしてみました。
そして、京都・奈良・九州にある国立博物館の特別展も会員証提示で入場できるのはとてもいいと思いました。
 
 
受け取った会員証。
 
寄付による賛助会員は少ないらしく、会員番号はまだ1000番台なんです。
住民税が引かれるふるさと納税とちがい、所得税への寄付金控除が使えるので節税したい方には本当にお勧めだと思います。
 
ゴールド会員証を受け取ったので、大手を振って笑敷地内にある平成館へ。
 

 
法然の特別展は館内の写真撮影が出来ないので、悪しからず。
 
ただ、お釈迦様の涅槃像だけは来年、国立博物館から所蔵の寺に返却になるということで写真を撮ることが出来ました。
 

 
お釈迦様は弟子だけでなく生きとし生きるものすべてに愛されたため、亡くなった時は人間だけでなく動物も死を悲しんだ・・・という話を元に像が造られ、これ全てが1つの作品になっているようでした。
 
これを見るだけでも価値があると思います。
 

 
展示物の一部は、パンフレットに収められていたので紹介します。
 

 
時間があってもなくても、仏教に興味があってもなくても、サラッと見るだけでとても面白かったと思います。
 
 
法然展を開催している平成館2階にはミュージアムショップがあり法然展の記念にと何か買おうと思いましたが、「コレ!!」というものが見つからなかった中、1つだけ目に留まったものが・・・
 
それが、般若心経の経本。
 
法然は浄土宗なので「南無阿弥陀仏」を唱える方なので般若心経とは異なる宗派ですが、我が家は曹洞宗なので般若心経なんですよ。
 
小さな経本はポケットにも入るから良いのですが、それ以上にこの経本をパラパラめくったら・・・
 
 
なんと、意味が書いてあったのです。
 
今まで法事のたびに何回もこのお経を唱えていますが、意味も分からず、寺の住職は意味の話もせず唱えたら終わり。
 
 
 
こういう意味のお経だったのか?
 
と改めて思いました。
 
 
法然展に行って良かったと思いましたよ。