老後は4000万円必要だって!!

 

アレ?ちょっと待って、少し前に老後は2000万円必要って言ってなかった?

って思いますよね。今までは良かったんですよ、今まではガーン

 

今まではデフレの流れ出来ていたので、物価上昇もなくその分の試算は入っていなかったはず。しかし昨今の物価上昇を加味して、年3.5%の上昇と仮定して計算すると2000万円は10年後に2800円、20年後に4000万円必要な計算になるらしいね。

 

じゃ、もし「今まで2000万で良い!って言ってたんだから2000万でしか考えない」といったらどうなるか?単純計算で今の2000万円は10年後1300万円の価値、20年後は600万以下の価値しかなくなるって考えた方がよさそうです。

 

2000万持っていても、物価は今の倍になるだろうから2000万は全然多い金額ではないってことになりますね。

 

 

先日、アメリカの投資家ジム・ロジャースが「日本の40代以上は海外に引っ越しなさい」という衝撃の提言を行ったけれど、今の40代以下の若者は将来年金が貰えない不安を若い時から不安視してて、自分で投資の勉強をして投資をしている方が多いと聞きます。実際、2022年にオフ会を開いたときも30~40代の方の参加が多かったようにも思いました。

 

 

何故40代以上は海外へ引っ越した方が良いのでしょう?

 

それは、お金を増やす勉強もしてこなく資産運用も行ってこなかった世代だからと思っています。60代以上の方が若いころは、日本の金利は6~7%あり、「1億円を定期預金に預ければ1年遊んで暮らせる」と言われていた時代。

 

40代~60代は、社会人になるころバブルがはじけてデフレ経済に入っていったので、お金の価値が上がり物価安の中、さほど不自由がなかった世代。

お金を増やす勉強をしなくても何とかなった世代ということでしょうか?

「日本はこれからお金があっても足りない。生活できないから今のうちに海外に出なさいよ、年寄りは」と皮肉を込めて言っているのですね。

 

40代はまだお金の勉強をしようと思えば出来ますが、50代や60代と年齢が上がれば上がるほど「いまさら」感は強くなるでしょうね。

今株式市場に入っている日本人投資家は国民の20%ほどなので、僕のブログを読んでいる僕を含めたガツガツ系の方はマレと言っても良いでしょう。

 

年齢に関係なく、このまま邁進していきましょう!グッ

 

 

さて、デフレ経済も終わり物価高に転じている今の日本株は「まだまだこれから晴れ」と思っています。コロナショックの時に17000円程まで落ちましたが、順当に上がってきて、ロシアのウクライナ侵攻の時は30000円が25000円まで落ちましたが、今年3月には史上初めて40000円台に。

今少し調整が続いていて、6か月から12か月の調整が終われば45000円を目指して上がっていくのかな~っていうような世界を描いています。

 

そんななか、エミンユルマズさんの日本株スーパーサイクル理論。

聞けば聞くほど符合する部分が多くてワクワクしちゃいますね。

 

 

日本株は約40年の上昇と約25年の調整を繰り返している…という理論ですね。

コンドラチェフの波(周期は70年)のような気もするし、30年周期で繰り返す日本という国の陰と陽の波とどこか合うような気がします。

 

 

日本で株取引が始まった1878年から1920年まで42年間上昇を続けた後、

1920年~1943年まで調整。この時代は、世界大恐慌があったり戦争突入の暗い時代でした。戦争中は株式市場も閉鎖になったけど1945年終戦後1949年に市場が再開。

 

1949年~1989年まで約40年間日本株は上昇し、1989年バブル崩壊後2013年までの24年間調整。この時代は経済も回らず物価も給料も上がらないデフレ時代。

 

そして2013年のアベノミクスを経て今3回目のスーパーサイクルに入っているそう。

 

日本人は昔から「Too Late, Too Littele」と言われます。

慎重な国民性な故、行動が遅いのです。

しかし海外投資家は違います。色々な情報を持っていて、その国の株式で一攫千金が狙えると知れば一気に攻勢に出ますね。

 

日本はGDPでは世界4位か5位に転落していますが、株式市場はアメリカのニューヨーク市場に次いで2番目の大きさを誇る巨大市場なんです。

香港や中国の市場に一気に資金流入が起こると一気にバブル、資金が流出すればバブル崩壊してしまうのですが、日本はかなりの規模の資金が流入してもすぐにバブルにはならないので、まだまだ資金受け入れ余白があると思っています。

 

今、欧米の投資家に加えて中国の富裕層や投資家からの資金が流れていることは噂に聞いていましたが事実のようですね。

 

 

テレビ東京の「ガイアの夜明け」では、最新のマネーの行方として、日本に住んでいる中国人のマネーセミナーが活況であることを伝えていました。

 

 

日本人は慎重であるが故、投資のやり方はチマチマしていますが、中国人は民族性なのか大胆です。1点買いもしますし、ガサっと攫うように資金も入れてきます。

中国人と言っても様々で、必ずしも中国大陸の方々ばかりではないんですよね。

 

台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、香港色々なところに中国人はいますよね。

彼らが日本株を一所懸命買って儲けているなら、日本人も一緒になって儲けるべきでしょうね。

 

エミンさんが言うように40年間日本株が上がるなら、2050年ほどまで上がるかも?ということであり、その間にあと3.4回株価が大きく落ちるクラッシュが来ると思われます。もちろん絶好な買い場になるでしょうね。

 

 

絶好の買い場で買って、あとは保有をしていけば、素材が投資信託だろうが株だろうが将来の「自分年金」が出来るわけなので、老後4000万円問題でも5000万円問題でも隣の芝を気にせず、余生を送れると信じています。

 

 

頑張りましょう!!