資産運用についての記事は、僕の覚書。
参考にはしないでくださいね 何の責任もとれませんので
そして書きたいことを書くので、あとはご自身で調べてみてくださいね
10年ぶりの安値の高配当銘柄
さて、最近気になる銘柄があるんですよ。
直近の決算が下方修正ですこぶる悪かったらしい
その会社の総合報告書の表紙は、スヤスヤ眠る赤ちゃん。
見ていてとても微笑ましく思いますね。
僕は株主ではないけれど、株主総会に出席した方がSNSなどで、業績低迷の理由として、コロナ・少子化・中国経済悪化などを挙げているらしいです。また経営陣から「数年見守ってください」というような要望があったとか。
まぁ、この発言をどう捉えるか?は人それぞれですけどね。
その会社…とは
ピジョンです。
赤ちゃん用の哺乳瓶から始まり、今は赤ちゃん用品を中心に介護用品まで取り扱う国内シェア首位、海外…特に東南アジアでも大人気のメーカーさんです。
シンガポールや香港、タイのスーパーやコンビニでピジョン商品を見たことがある方も多いはず。そしてお世話になった方も多いはず。
ちょっと業績が悪いから?という理由でこんなに売られるの?と思っちゃいます。
実際には、海外投資家が一旦日本市場から出て安値の演出をしている中での安値じゃないのか?と思っています。
また、多くの日本株投資信託がこの銘柄を組み入れていたと思います。
2018年につけた高値6650円の約80%引きの価格の今。
そして、10年前の2014年春の株価まで落ち込んでいます。
だから配当利回りも5.3%の高配当銘柄になっちゃっています。
ピジョンは以前から欲しかった銘柄なので、この価格なら買っちゃうかも。
チャート的にはもう少し安くなるかも?とは思っているけどね。
日銀の政策、岸田総理の訪米、その後の展開で株価が回復してくるかもね。
ピジョンの業績はこれね。
確かに少子化がピジョンの売上に影響しているかもしれないけれど、海外事業は人口ボーナスが続く地域にも展開しているからね~。一概に少子化が原因とは言えないかも。コロナの影響は多少あるかもしれないけど、正常化には少し時間がかかっているのかも?とも思っています。
そして、中国経済悪化の原因については、ピジョンの製品を止めて中国国内製品を使えるように中国製品の品質向上がなされているなら可能性もあるだろうけど、日本製品の好きな中国人がピジョン製品を止めて…は一気に進まないかも。
汚染水云々があっても、日本製品が好きな人は好きだと思う。
株価が下がりすぎてるから、配当利回りが5.3%ほどに上昇していますよね。
そして業績悪化というけれど配当は据え置きになっていますね。
一株利益が63円でも76円の配当を出せるのは、金持ち企業の為せる業。
ピジョンの自己資本比率は高い。
ポーラやマンダムなどと同じように、金持ち企業の株価が低迷しているけれど、2005年頃からの株高に進んだ時に海外投資家から物色されたのは、金持ち企業でしたよね。技術が欲しい他業種企業がある一方で、その会社の持つ企業の資産が欲しい企業もあるわけだから、株価低迷の会社だからと言って侮れないかもしれないね。
株主優待が無いピジョン。
だから個人の保有が少ないのかも…。
優待より配当が欲しいっていう方はチェックしてみると面白いかもね。