今年は閏年なので、2月は29日まで。
株式の権利日も2月27日となりますね。
日経平均は、1989年12月29日の終値をあっさり抜き、史上初めての39000円に入った事は記憶に新しいです。その一方で、日経平均を構成する銘柄の多くが半導体関連株などのため、簡単に日経が吊り上がってしまい、日本経済の古くからの銘柄や内需株が置いてきぼりになっているのも事実ですね。
日経平均寄与度を見ても、有名ではあるけど一部の銘柄の上昇で「株価が押し上げられているように錯覚」するのはいかがなものか?と思ってもいます。
完全に数字のマジックですね
プライム市場のごく限られた銘柄だけが上昇しているので、日経平均構成銘柄だけど株安の物や、指数に入っていなく忘れられた銘柄も多く、2月の権利を狙うのも面白いんじゃないか?とも思ったりしています。
何を狙うか?は個人の自由ですが、僕は配当重視なので優待株を狙うならある程度配当が出せているような物で考えちゃいますね。そして下がっていれば申し分ないかなぁ?
更に、配当重視で考えると狙い目なのは、最近ドンドン値を下げているREIT。
日銀が3月に実質利上げをするんじゃないか?という思惑から、金利上昇に敏感なREITが下げているようだけど、「実質利上げ」が不透明すぎて下げているとも考えられるんだよね〜
もし、見送り〜とか、「想定内」だったら、安心感から底打ちしそうな気がします。
日銀も政府も馬鹿じゃないので、金利上げで不動産市場がまたマイナスになるような事は避けると思っています。路線価や公示地価が34年ぶりに上がっている今、そして日銀総裁の「現在はデフレではなくインフレ状態」という見解を示している事、春闘で賃上げが実行される様子などから、絶妙な政策提案がされるような気がしています。
大幅に利上げは、米国経済の腰を折るキッカケにもなるので、日本人の好きな「玉虫色」かもしれないけど、なんらかの形に落ち着くのでしょう。
2月に権利を迎えるREITは結構多いですね。
利回りは4%以上〜、5%もある銘柄が目立ちますが、このところの株安で配当利回りが上がってしまいました。
REITは内容を精査する作業が必要ですが、個人的には…
◯ 首都圏(特に東京)の物件を多く有している物
◯ 時価総額がそこそこあり、機動性が高い物
◯ 株式のPBRにあたるNAV倍率
◯ スポンサーの力量
◯ リーマンショックを乗り越えたか(上場時から変化がないか?)
などを今チェックしているところです。
押し目を待っている時に限って、押し目は来ない
それが残念ですよね