2月8日、第一生命から文書が発表されました。
「ベネフィットワンに対する公開買付け開始」に関するもの。
公開買付け価格は2173円。
同日同時刻、第一生命の他ベネフィットワン、パソナ、エムスリーからも文章
要は、ベネフィットワンに公開買付け提案したけど、ベネフィットワンが第一生命になびいちゃったよ〜とも取れる敗北宣言。
ベネフィットワンの親会社のパソナからも、「エムスリーより第一生命の方が、子会社のベネフィットワンを評価してくれた。エムスリーの公開買付け応募契約は終了」した旨の報告
結局、昨年11月中旬にエムスリーがベネフィットワンをTOB→第一生命がTOBに名乗り→エムスリーで決めているから第一生命さんゴメンね〜→エムスリーより第一生命の案が良かったからコッチにしちゃったよ〜…エムスリーゴメンね〜と。
またベネフィットワンからも、無配当と株主優待は廃止する旨の文書も発表されました。
昨夜のPTS市場では、公開買付け金額2173円にさや当てするように株価が上昇していましたが、ここから大きく上に行く事はないかと思っています。(第一生命以外にTOBかけられなければ…)
ベネフィットワンの株価はこんな感じで2007年から2021年の約15年の間に大きく上がりました。
そして何回も書いていますが、僕の買値も…恐ろしい値です。
一時は4000株保有していましたが、3000株は既に売却。
残っている1000株は恩株になっていますが、売却というか処分というか手放さなければならない時期が迫ってきたように思います。
今まで1株当たり年36円という配当金をいただいてきましたが、買値からすれば42%の利回り。
それがなくなるということは、年間の配当も減りますし、新しい投資先を早急に見つけなければならない事を意味しています。
大きな果実(キャピタル)を取れるので喜ぶべきなんだけど、「ベネフィットワンを買った理由が思い出のひとつ」なのでちょっとだけ悲しいものがありますね。
思い出とは…かなり前に日本香港協会の会合が六本木の中華レストランであり、参加したところ同じテーブルの2つ隣の席に座っていた方が南部恵治さん。この方パソナの南部靖之さんのお兄さんです。
(最近まで、靖之さんがお兄さんで恵治さんが弟だと思っていました)
当時、南部恵治さんはベネフィットワンの会長職に就かれていた方で、この席でベネフィットワンの事を聞きました。当時は東証マザーズに上場していましたが「高くて買えない」と言ったら、「チャンスはあるから…」と言われ待っていたら本当にチャンスがあって…。
南部恵治さんに会わせてくれた日本香港協会に感謝なのですけど。
日本香港協会は香港が大好きな方なら誰でも入会出来ますよ〜。
そして年1回のパーティーでは、キャセイパシフィック航空ビジネスクラスで行く香港旅行が当たるラッキドローがあったりして楽しいです。
僕は2等は当たった事があるけど1等はまだで〜
さて、ベネフィットワン…保有する証券会社は主幹事ではないので、市場では売却する予定です。