1月23日の夜は東京フィルの演奏会に出かけてきました。



場所は六本木アークヒルズ内にあるサントリーホール

東京フィルさんから招待券をいただきました。
ホールを入ったところに、顔馴染みの東フィルスタッフさんが3人笑
「今年もよろしくお願いしま〜す」と新年の挨拶をしましたよ。


今日のプログラムは、

シベリウスの「組曲カレリア」

グリーグのピアノ協奏曲

シベリウスの「交響曲第2番」

と北欧特集でした。



指揮はミハイル・プレトニョフ
ピアノソリストは、弱冠27歳。スペインの天才マルティン・ガルシア

ミハイル・プレトニョフさんは、東フィルの特別客演指揮者で毎年来日してオーケストラと良い演奏を聞かせてくれます。
2020年3月にスメタナ特集を企画しながら緊急事態寸前流れ、2021年はまん延防止で流れて、2022年に3度目の正直で来日し公演、良い音を聞かせてくれましたが、あれから2年しか経っていないのに結構お年を召されてしまったなぁという印象でした。

ソリストのマルティン・ガルシアさんはダイナミックな演奏をされる方。
ダイナミックな演奏は、フィヨルドなどの荒々しい情景を音にしたグリーグのコンチェルトに合っていて良かったと思います。

ピアノ協奏曲は、安藤美姫さんをはじめフィギュアスケートでもよく取り上げられる曲。
クラシックはちょっと…という方にも楽しめるプログラムだと思いました。


通常S席はチケット代1万円。
それをご招待いただけるなんて、有り難かったです。
株主優待みたい笑(これが年8枚×2会場分、16枚来ています乙女のトキメキ)

そして、席もピアニストからの正面。
息づかいも聞こえてくる良い席だと思いました。



アンコールはスペインの作曲家アルベニスの「ナバーラ」
情熱の国スパインらしいダイナミックで民族音楽の影響がある曲でした。
目を瞑って聞いていると、ラマンチャの男のようにスペインを旅するように感じます。

スペインに行きたくなる〜音楽でした。

クラシック音楽を聴いて、頭がスッキリしたところで次の話題に移りたいと思います。


これから起こる事は1985年再びなのか?


さて、ちょっとだけ金融や経済の話を書いておきたいと思います。




日本株は36000円台をつけたところで足踏み。

調整なのか?小休止なのか?…の状況になってきました。

これから更に上がるのか?下がるのか?…それすらわからない状況に。


今日の日経平均だって10円ほどしか上がらない状況で終了。

大型株を保有する人のポートフォリオと、中小型株を保有する方のポートフォリオ、割安株を保有する方のポートフォリオ…それぞれが全く違う結果になっていると思います。


僕はプラスで終了しました。


中国では、「これ以上日本株ETFを買うな❗️」と取引中止命令が出たり、あまりに下がっている中国株を中国人に買わせようと「経済対策」のようなものが出たり、日本株に続いて米国株をたくさん買う中国人に対して「これ以上米国株に投資するな❗️」とお達しが出たり。


米国は利下げをしたくても出来ない状況、

日本は利上げをしたいけど出来ない状況があるように思います。


米国の場合、バイデン政権下での利下げはなかなか難しいと思っています。

民主党といえば、金融関係がバックにいますので、在任中の利下げは「バイデン氏に次がない」ことに繋がります。民主党政権とは金融を武器に世界中から金を巻き上げてくる政権なので、余計に難しい。


ただでさえ、米国大統領選は、フロリダ州知事デサンティスが立候補を取りやめトランプ支持に回り、lニューハンプシャー州でのトランプ圧勝で共和党候補がトランプに一本化される様相になりました。


米国は「世界の舞台から降りる」選択をしているので、古い体制にこだわるバイデンよりは壊し屋のトランプの方がウケは良いのでしょうし、国内対立を産むのにもトランプはうってつけでしょうね。


ただし、陰謀論の世界で言われるように「トランプは救世主」とかではないのでご注意をびっくりマーク

この話は改めて…




さて、1月23日日銀は、政策決定会合の結果として、大規模金融緩和を継続して現状維持する事を決めましたが、今までと違い「金融緩和発表=株高演出」が限界に来ている事は少し前に書きました。


ニュースなどの論調は、「日銀がマイナス金利を外すと円高になり、不動産に売り、景気が悪化し不況に逆戻り」というものが多かったと思います。

この論調って以前にもありました。それが1985年頃でした。


安い日本円を背景に半導体や自動車儲けていた日本。

日本の貿易は黒字、米国は赤字になっていった頃です。

当時の問題は、アメリカが貿易赤字に転落する事での世界経済への影響。


その為、その年にの秋に「ドル高是正」の国際会議が開かれ、日本は円高方向に誘導されることになったんです。「円安は輸出企業にプラス」と信じて経済活動をしていた日本に「円高になったら大不況が来る」と多くの企業人は信じて疑わないばかりか、連日のニュースは「円高不況になる」ばかりを風潮していました。


結果どうなったか?


不況になるどころか好景気になっていったのですね。

当たり前ですね。

円高とは日本の円が変われることで、海外通貨が売られて日本に資金が入ってくる事だし、輸出産業の決済は減額しても国内消費が良くなるので、内需が刺激されて好景気になり不動産価格は上がり好況が続くことになったと記憶しています。


そうなるのには一旦下がる必要があるようにも感じます。

幸いな事に、「円高は日本企業業績にマイナス」という意味のない呪文が日本には生きているので、円が円高に触れるたびに話題が出て日経平均は下がるのかも?


下がる=チャンス


なのを忘れないようにしたいです。



今、先物も下がっていますし、円高にも触れています。

期待しちゃいますよ。


マイナス金利解除の話題が先行していると銀行株は上がっていくので、「金利上昇に嫌気をさし不動産株が下る」という理屈が通る、なら不動産という手もあります。金利上昇で不動産が下がるというより、「インフレで不動産が上がる…そして加熱するのを抑える為に、金利が上がる」と思った方が良いかもね。

そしてインフレスパイラルが始まる。



最後まで妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。