昨日12/27に年内渡しの株式取引が終わり、今日からは2024年の取引となっていますね。

株式市場は明日大納会があるものの、取引は早くも新年に入っています。


先日、リート(不動産投資信託)市場が大幅下落している事を書きました。(12月26日)


実は書いていた時、嘘か誠かわからない情報が上がってきていました。

「新NISA用の投資信託設定の為に、投資会社が空売りをかけて個人の売りを誘っている」

というもの。投資会社が投資信託設定をして実際に売り出しはまだまだ先で、売り出す頃には高値になってしまっているだろう。


地銀の売りじゃないか?と書きましたが、結局のところ投資会社の投資信託設定の為の下落…との情報は間違いなかったと思います。

まさにブログに絶賛下落中と書いた時が買い時❗️

だったのかもしれませんね笑


僕は、下落で利回りが7%を越えたインフラファンドや利回りが5%を越えたリート(不動産投資信託)を買い増ししていました。特にインフラファンドや高配当のリートなどは、投資信託設定で売り出すと人気があるようです。


ひと昔前のリート投資信託は、毎月分配型でも分配金が多かったのですが、某金融庁長官の鶴の一声で投資信託の分配金が減らされてしまった事があります。


最近は、日本の金利の利上げの噂や金融緩和縮小の噂でリート市場から資金が流出しているようですが、リートは不動産を証券化したものなので、土地や物件の価値が下がったわけではないですよね。

今後インフレも手伝って、賃貸物件の家賃が上がっていくかも?と想定すると、物件の価値や分配金も上がっていくような気がします。


通常リート(不動産投資信託)の利回りは3%〜4%。

今はそれ以上の利回りになってしまった…のが現状ですね。



そして翌日の27日に、いちろうさんが書いていた記事に驚愕しました。

日経新聞に載った記事として、新NISAの積立投資枠の予約ランキングで、日本株ファンドが1つも入らず、全て全世界ファンドか米国ファンドだそうです。



驚愕の一言以外何ものでもありませんね。


いちろうさん、教えていただきありがとうございます😊

いちろうさんから、ブログへのコメントを…とのコメ残していただきましたが、思い切ってリブログさせていただきました〜ルンルン




今日のこの記事にも書きましたが、来年アメリカは利下げを模索し日本は利上げを模索します。

アメリカだけでなく、全世界が利下げを模索するんですよ。


利上げをすれば、資金は逃げ、利上げをすれば資金が流入します。

日本が金利をいじらず、アメリカが利上げをしたので、金融緩和維持で日本国内でジャブジャブになってた資金が、金利の高いアメリカに流れました。…なので一方的に円安に😱


来年、アメリカが利下げを模索して、日本が利上げしたらどうなるでしょうか?

また日本が利上げしなくてもアメリカが利下げしたらどうなるでしょうか?

日米の金利差は縮まり元に戻るので、日本で調達した資金が全て日本に還流してくるかもしれません。

(キャピタルフライトの還流)

日本国内で投資するとしたら、日本株や日本の不動産が主ですから、一気に株や不動産は値上がり、日本に還流なのでドル円にも影響が出てきます。




日経新聞を参考にして「アメリカ株に」と投資すれば、もしアメリカ株が下落した場合はドンドン資金が目減していきます。アメリカ株は下落しなくても、円高が進めば価格は下がるかもしれません。


ある程度投資信託を知っている方は、海外に投資する投資信託の場合「為替ヘッジあり」を選ぶと思いますが、新NISAで初めて投資信託に触れるという方は要注意ですね。


ただし、積立投資枠なので、毎月下がる米国ファンドとか全世界株式に3年〜5年積立てる気力があるのなら、下落によって数量を多く買う事が出来るので、次に上がってきた時には大きくプラスになる事も考えられるので、真っ向から海外株投資を否定するつもりはありませんよ笑


証券会社や銀行窓口で、担当者の説明を聞く時、または自分で選ぶ時に、「右肩上がりのチャート」はあくまでも参考程度…と思う方が良いかも。それは過去の数字です。

そして担当者が強く押す銘柄はやめた方が良いかもしれません。


何故、担当者や銀行員が強く勧めるか?といえば、

「ファンド運用会社からのマージンがたくさん入る商品だから」

と説明すれば納得して貰えるでしょうキラキラ

投信設定にはかなりの資金が必要ですから、売場に手数料を払ってでも多く契約を取り付けたいはずです


日経新聞の記事は「マージンが多く、担当窓口が必死に売った結果」という気がしました。(これは妄想ですけどねニヤリ)


新NISAの戦略は「時流に乗らず、これからの上昇市場への投資、又は見向きもされない市場を選ぶ」ということも有りかと思っています。


また、上がる相場予想の市場と下がる予想の市場両方にポジションを持っていれば、平均すればシーソーのように双方に資金が行ったり来たりしますので、どちらかが悪い時はどちらかが良い…と安心して保有できる事になりますね。


ここでも「カゴの中に色々な毛並みの投資信託を入れる」事が大事。

日経新聞の人気のものばかり買い集めても、結局は単一市場に偏ってしまいます。


人気=上がる…ではないと思います。


それすら面倒くさく、「自分でポートフォリオを組むのは…」となったら、バランス型で運用するのが良いのですが、バランス型も中身を見ると「どこがバランス?」と理解に苦しむものもあって要注意ですね。



投資は人気投票ではないし、人と同じ事(雑誌に書いてある事やおススメファンド)をしても資産を増やすことは出来ませんね。


人それぞれの戦略がありますが、僕なりの戦略をまとめてみました。