NTT 日本電信電話が衝撃の分割を発表しましたね。

 

 

東証が推奨している望ましい投資水準を外れてでも、新NISAが始まる事への対応として分割するそうです。その分割は1株を25分割すること。

今100株を保有する方は2500株持つことになります。

もちろん配当は1/25になるので、今期(2024年度末)の配当は1株5円ほど。

 

 

 

NTTは、民間企業の顔をした民間企業では無い民間企業」の1つと思っています。

 

筆頭株主は、32%を保有する財務大臣(実際は財務省?)

まぁ元々は、日本電信電話公社という国営でしたから。

電電公社って言った方が馴染みがあるかな?

 

1980年代に、国鉄(今のJR各社)、日本専売公社(今の日本たばこ産業及び塩販売)、電電公社(NTT)の三事業が民営化され、NTT日本電信電話は1987年に上場しました。

 

上場時の売り出し価格は1株119万7000円。

 

昔の株取引は1株、10株、100株、1000株と銘柄によってまちまちでした。

政府が発行する株ということで人気に火がついて、初値がなかなか付かなかったそうです。

そしてようやくついた初値が160万円。その後も人気で318万円まで上がったと聞いています。

 

その後、2009年に1株を100分割、2015年に1株を2分割、2019年に1株を2分割しました。

 

もし、売り出しの時に1株買っていれば、今400株保有していることになりますが、買値は2992円?

意外に安く無い😱っていう印象ですね。

高値の318万円で買えたと喜んでいても、分割後の買値計算で7950円なので今も含み損の方もいるかもです。

 

我が母はずっと4300円ほどで保有していたようなので、1株172万円で買った計算になります。

 

 

 

最も母は割安の時にずっと買い増ししていたようなので、今は売り出しの2992円(119万7000円)より低い買値になっていると思います。

 

 

今回の分割は2024年に始まる新NISAに向けてという事らしいのですが…

表向きの理由な気がします。

 

先日のオフ会でも話に出たのですが、これだけ株株と騒ぎ、メディアでもふるさと納税特集をしても、株式投資人口やふるさと納税人口が急増しないようです。周りで始めた❗️という話は聞かないし、ママ友との話で株話が出た事が無い…とか。

 

投資を始めるのは一部の人達で、株を買うなら消費をしたい人が多いようですね。世間は。

なので、なんとなくですが海外資金の受け皿になる気がします。

 

しかも東証の推奨する方式に反してでも分割の決定がされたのには、政府・財務省の強い意志も感じます。筆頭が財務大臣なので東証も「改善命令」を気軽に出せないかもしれません。

どう見るか?は人それぞれ。売るのも買うのも人それぞれ…という事ですがね。

 

 

NTTは次世代移動通信6Gで世界シェアを狙ってるという噂もありますから背景も含めて国策事業会社として今後も活躍する事でしょう。

 

 

 

 

 

 

【オマケ】僕のコレクションの一部です。

 

 

 
電電公社時代のテレホンカード(もう使っちゃってますが)
 
街中にある公衆電話。
最近ではスマホが活躍できる公衆電話を使う人をあまり見かけなくなりましたが、総務省令で市街地では1キロ四方に1台、その他の地域には2キロ四方に1台の設置をする事が決められているそうです。
 
又、災害時には一気にアクセスが増えるスマホと違い、公共性が高いので相手側に繋がりやすいという噂もあります。長電話をしないで要件だけ伝えるなら十分使える通信手段なので、僕もテレホンカードを財布に忍ばせています。
 
公衆電話の使い方を知らない世代は、「もしも」の為に使い方を覚えておくと、「いざ」という時役に立つかもしれませんね。
 
 
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