「今度は鍋行こうよー♪」

アヤと話をしながらエスカレーターで下っていた。

「ちょ!!やだ~ぁ久しぶりじゃん~連絡してよー」

「おぉ!久しぶり」

エスカレーターから上がってくる男にアヤが声をかけた。

すれ違いざまに、

彼を見た。

…ホスト?今時な男だなー。

私の方は見なかった。
「なにやってんの?!連絡してってー!」
「ビデオ返す所。
はいはい♪またねー」

「今のが、前に言ってたアツシだよー」



それが私と彼の出会いだった。
一人が嫌だった。

温もりを知ってしまったから。


「そんな感じでさー
彼と別れてたから
知り合った人いたじゃん?
付き合う寸前で、やっぱり元彼がいいーって…なっちゃって。。

やっぱり復縁を頑張るしかないよね。。

だけど寂しい!!

誰かイイ人いたら紹介して~(>_<)」


だけど
イイ人なんているのかな。
やっぱり私は彼が好き。
前に進もうと思いながらなかなか気持ちが切り替わらない。



そんなふさぎ込んでいた私を見つけてくれたんだ。