それでは、分野別の取り組み方法について書いていきます。
まず、権利関係ですね。
民法・借地借家法・不動産登記法等、
いろいろありますけど、
とりあえず、
テキストをサッと読んで、過去問ですね
(結局それかい!?)。
過去問のやり方としては、
登場人物の関係図を描けるように
することが大事だと思います。
「AのBに対する債権は~」と
問題文に書かれているなら、
「A → B」と頭の中で描くのです
(問題用紙に書いてもいい)。
登場人物が2人だけの場合だと、
あまり効果はありませんが、
3人以上になると、
効果が現れます。
例えば、第三者詐欺の場合、
「AはCに騙されてBと売買契約をした~」は、
C
↓
A ⇔ B
という具合にです。
これを素早くうまく描くことによって、
どういう状況なのか整理され、
問題が非常に解きやすくなります。
慣れてくると、
描こうと意識しないでも、
頭の隅に勝手に描かれてます。
過去には同じような問題が、
何度も出題されているので、
関係図を押さえておけば、
問題文が変化しても大丈夫ということです。
あとは、1つ1つの肢を
丁寧に検討していくうちに、
実力がついてくるハズです。
次回、法令上の制限について書きます。
※参照