今回は、法令上の制限です。
法令上の制限はいろいろありますけど、
1つ1つ機械的に覚えるのが、
近道だと思われます。
法律にはそれぞれ意味(趣旨・目的)があります。
(消費者契約法の場合、消費者の保護をはかるなど)
その意味を押さえれば、
試験で知らないこと、わからないことが
出題されても、なんとか肢を絞れたりします。
しかし、宅建における法令上の制限の場合、
農地法・土地区画整理法等の趣旨・目的を理解しても、
試験には対応できません。
その趣旨・目的を前提とした上で、
都道府県知事等の許可が必要なのか否か等が問われるからです。
(他に例を挙げるとすると、土地の面積が、~㎡未満なら~、とか)
やはり、1つ1つ覚えていくしかないと思います。
覚え方として効率的な方法は2つあります。
1つは、図で覚えることです。
|αの場合 |βの場合|
---------------
Aの場合|○○の許可|△の許可|
---------------
Bの場合|□□の同意|要件ナシ|
---------------
といった具合にです。
(開発許可が必要か否かとか)
もう1つは、語呂あわせで覚えることです。
「どひゃー最後の木造倒産苦、
ニコニコ笑うビルディング」
(建築確認について)
「サイコロ賭博は以後しません」
(防火地域について)
といった感じですね。
図や語呂あわせは、
ほとんどのテキストに載ってると思います。
ポイントは、
その図や語呂あわせを使いこなせるかです。
使いこなすためには、
理解して、記憶して、再現できなければなりません。
理解と記憶(インプット)はテキストで、
再現(アウトプット)は過去問で行います。
問題をみて、
頭の中で図式化でき、
語呂あわせが口グセになってる状態であれば、
使いこなせるといっていいでしょう。
かなり単調な作業で、
途中で飽きてしまうかもしれませんが、
そこは、
歯を食いしばって乗り切るしかないですね。
がんばってください。
次回の宅建攻略法は、宅建業法について書きます。