東京23区など全国ではまだまだ統一地方選挙の真っ只中の自治体も多いですが、川崎市は4月9日の投開票を終えて1週間以上がたちました。
あの候補者たちは今どこで何をしているのだろう。ふと気になったことがあるという方もいらっしゃるかと思いますので、
本日は大枠のイメージではありますがご紹介させていただこうと思います。
①まず私自身が初当選させて頂いた時も不思議な感覚になったのは「当選後もすぐに任期が始まるわけではない」ということです。
川崎市では新しい任期は5月3日~となっていますので、それまでの間、初当選組は正式には議員としての活動はありません。
実態としては、当選後は資料の提供などを通じて5月から良いスタートがきれるように市職員さんからサポート頂けますが、あくまでも任意のサポートということになります。
私が初当選させて頂いたときには、この1か月間で、数年分の委員会資料のファイルをお借りして、手探り状態ではありましたがとにかく目を通していました。
②また、投開票日が過ぎれば、選挙がすぐ終わるというわけでもありません。
といいますのも、選挙の投開票が終わった後は、収支報告書の作成という大仕事が残っています。
選挙のやり方にもよりますが、毎日ボランティアの方などと街宣車で演説を行っていれば、その協力者の名簿などの管理なども必要になりますので、かなりの労力なのではないかと思います。
③そして選挙によって各会派(政党)の議席数が変わった場合、議会内の各種役職をどのように決定していくのかなどを予め協議しておかなければ、新たな任期をスムーズに始められません。
そこで、各会派の代表者による協議はすでにスタートしています。
もちろん代表者の一存で決められるわけではありませんので、代表者は協議内容を会派に持ち帰って、会派としてどのような主張をするのかを会派内ですり合わせる必要があります。
私は会派に入っていませんが、外側から見ていてもなかなかタイトなスケジュールだと思います。
④さらに、現職議員は議員控室(執務室のようなもの)の配置替えなどがあるため、全ての荷物をまとめて庁舎内で引っ越しをすることになっています。
議員控室は会派の構成人数によって割り振られる面積が変わるため、全会派の人数が全く変わらないということでもない限り、この引っ越しは発生する運用となっています。
4年に1回とはいえ、もう少し労力と時間を政策の勉強、会派内での研修などに使えるようにしていくべきだろうと思います。
ということで、ざっくりではありますが、選挙後の候補者には①~④のような活動が待っています。
新たな任期までの1か月間も、そのあとの4年間も、ご期待に応えられるように活動してまいりますので、引き続き市政や私の活動にご関心をお寄せいただけますと嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。