先週、ワクチン接種に関して委員会で報告がありました。
私が所属していない委員会ではありますが、資料は一般公開されていますので、その中からいくつかご報告させて頂きたいと思います。
といっても、いつの段階でどの程度のワクチンが川崎市に供給されるのかなどまだまだ不透明な部分が多く、
市としては、ひとまず絶対に必要だと思われることから少しずつ準備を進めているという印象です。
余談になりますが、ワクチン接種までの流れについて確認していると、1人10万円の「特別定額給付金」のことを思い出します。
あのときも、初めてのことでどんな手順で物事が進むのかぼんやりとしたまま、だけれども、最速で事業を実施できるように手探りで準備を始める。そんな印象でした。
さて、ワクチンについてです。まずそもそも川崎市の役割については以下のようなものが想定されています。
・集団接種の会場確保・運営体制検討
・医療機関との委託契約、接種費用の支払
・住民への接種勧奨、クーポン券など発送
・接種手続きに関する相談対応
・健康被害救済の申請受付、給付
接種の方法については3つの方法検討されています。
○集団接種・・・市が指定する日時・場所において実施
○個別接種・・・協力医療機関の中から本人が選択して実施
○巡回接種・・・巡回診療において実施(入所施設など)
接種が開始されて早い段階では、ワクチンの供給量や川崎市に割り振られるワクチン保管用冷凍庫の数にも限りがあることが想定されるため、
基本的に集団接種がメインになり、冷凍庫の数やワクチンの供給量に応じて、順次、個別接種を拡充していくことが想定されています。
今後のスケジュールとしては、まずはコールセンターの設置と高齢者へのクーポン発送が予定されています。
なお、1月27日には非公開で「集団接種会場の設営・運営」に関する全国初の訓練が予定されています。
接種の順番は、医療従事者、高齢者などの後に、それ以外の方という話ですので、多くの市民の方はしばらく先になってしまいますが、
委員会では、市としては「安全かつ確実に、可能限り無理なく速やかに、希望する市民にワクチン接種できる体制の構築」を目指すとのことでした。
非常に流動的な事業ですので、今後の細かな動きなどは随時、公式ラインなどでご報告させて頂きたいと思います。(公式ラインはこちら)
それでは、本日はここまでで失礼致します。最後までお付き合いいただきありがとうございました。