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↓『鋼のメンタル』百田尚樹著、新潮新書、2016)より引用(13)

私は年賀状は出しませんし、貰っても返事はしません。
令状の類だけは頑張って書くようにしていますが、それさえもしばしば忘れます。
これはさすがに社会人としてはいただけません。

でも昔から私をよく知っている人たちは、「百田はそういう奴だから」と皆、多めに見てくれています。
これに甘えているということは恥ずかしいことなので直さなければならないと思っていますし、決して皆さんにもお勧めしません。

それでも恥を忍んでこんなことを書いたのは、ここまでずぼらな性格でも、本当の友人は見捨てないものだということを知ってもらいたかったのです。
そうなのです。
本当の友人はSNSや年賀状の返事がないくらいでお終いになるということはありません。
むしろそんなことで嫌な関係になる友人なら、距離を置くべきです。

↑(引用ここまで)
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私の(数少ない)友人のひとりY君は、自他ともに認める(?)連絡無精です。
メールやLINEでも返信することはほとんどありませんし、遊びに来るときも、当日の昼に「今から行くねー」と急に電話してきやがります(笑)。
「全然連絡よこさないよねー」なんて周りにツッコまれても、無理に周りに合わせることなく、自分のペースで、連絡したいときだけ連絡するスタイルを貫き、ついには「Yはそういう奴だから」と周囲に言わしめる地位を確立したと言えるでしょう(笑)。

そうなんです。
百田氏も言うとおり、連絡無精であることで彼から離れていった人間もそりゃいるのかもしれませんが、私のように「奴のことが好きだから、それでも友人でいたい」と思える人間は、残るのです。
むしろ付き合う人間の精選ができて、そのくらいがちょうどいいのかもしれません。

同僚や家族が直前まで連絡をよこさなかったら「なんであいつは連絡をよこさないんだ」と腹も立つのですが、「あいつはそういう奴だから」と一度思ってしまうと、腹が立つどころか「個性」とすら思えてくるのだから不思議です。
 
私も年賀状はとうの昔にやめましたし、上司や同僚から年賀状をもらっても返事を書くこともありません。
お中元やお歳暮みたいな社交辞令的なやりとりも一切しませんし、フェイスブックやツイッターも手つかずのままです。
まあ、私の知らないところで「なんであいつは返事や”お返し”をよこさないんだ」と言われているのかもしれませんが、「あいつはそういう奴だから」と周囲に言わしめるくらいの、愛されるキャラクターでいたいものですよね!