すべての民放で一日皇室報道がされる日なんかは、レンタルDVD店が繁盛するそうですが、先日のリオデジャネイロオリンピックではどうだったんですかね。
 
オリンピック期間中は、どの局も四六時中そのニュースや中継ばかり。
べつに知らなくてもいいような、選手たちの練習風景だったりその背景だったり、「そりゃ応援したくなるわ」と言いたくもなるような計算された報道が垂れ流されます。
 
私は、そんな「押しつけ」報道に嫌気がさして、テレビを消したり、DVDだけを観るようにしたり、できるだけオリンピックの情報が入ってこないように遮断しました。ネットニュースなんかも見ない。
 
確かに、スポーツは面白いし、各選手や競技ごとの背景を知って観戦すれば、よりエキサイティングな時間が過ごせることは、わかります。
 
でも、「お前ら全員、オリンピックに興味があるんやろ?」「日本がメダルを取ると喜ぶんやろ?」と決めつけんばかりの、えげつない報道の仕方には、どこか「横柄さ」を感じてしまうのです。
 
べつにスポーツ以外に観たいニュースや番組もありますし。
 
戦時中の日本や、中国や北朝鮮を笑えない、あまりに「日本びいき」な報道にも、作られた「ナショナリズム」のにおいを感じますし。
はっきり言って怖いです。
 
「ガンバレ、ニッポン!」って(笑)。
 
日本でテレビ放送が始まってしばらくは、テレビ局に苦情の電話があっても、局の人間が「だったら観なきゃいいじゃないですか!」と言い返せる風潮があったそうです。
 
なんだか「観させられている」と感じたら、「観なければいい」。テレビを消せばいい。
 
そんな「選択肢」を持った日本人が少ないから、こんな「押しつけがましい」報道がまかり通っているんだろうなあ、と思って日々テレビを消していたら、いつの間にかオリンピックは終わっていました(笑)。