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↓『ニッポンを繁盛させる方法』島田紳助・東国原英夫著、角川書店、2007)より引用(03)
島田:俺はほとんど店に行かないんだけど、時々行って、みんなにやる気を起こさせる魔法をかける。
やっぱり知事っていう仕事も県民に魔法をかける仕事だと思う。
東国原:それはもうおっしゃるとおりですね。
島田:従業員たちに夢を語らないといけないし、夢を持たせないといけない。
特に、知事という立場は絶対に「自分が得をしよう」と思ったらいかんよな。
東国原:その気持ちは僕にもいっさいないですね。
島田:その気持ちを東国原知事は県庁職員にまず伝えるべき。
俺にとって店の経営は遊びだけど、遊びだからこそ、失敗したくない。成功させたい。
その心意気がやっぱりみんなに夢を与える。
↑(引用ここまで)
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子どもや若者も含め、周りの人間を「やる気」にさせる方法は、やはり「自分がいかに本気か」を理解してもらうしかないと思うんです。
「なぜやらないんだ」「あいつはダメだな」と愚痴る前に、自分の「熱」を伝える。伝染させる。
自分が、どういう覚悟で臨んでいるのか、どのくらいのレベルを「あたりまえ」と思って臨んでいるのかを伝える。
それを見聞きした周りの人間は、その「熱」に触れて、自分んが「本気でなかった」ことや、覚悟の足りなさを自覚し、改善・成長していく。
それがきっと、紳助氏の言う『魔法をかける』ということなんだと思います。
親や教師、職場の上司や管理職の出来不出来は、そこで決まると言ってもいいかもしれません。
…私はちょっと苦手なんですけどね(笑)。
若者に「うっとうしい」と思われるのもイヤですし、打っても響かなかったときが怖いというか、自分でやれることは多少無理をしても自分でやってしまいがちです。
嫌味なくらいに自分が動いても、伝わらないやつには全然伝わりませんし、言ってもそいつの「常識」はなかなか変わりません。
「自分が得しようと思って、偉そうに言っているわけではない」こと。
「自分がこのくらいの覚悟をもって、望んでいる」ということ。
これを地道に地道にに伝えていくことでしか、子どもや若者の「覚悟」を変えてやることはできない。
…紳助氏は、きっと上手に『魔法』をかけるんでしょうね(笑)。
