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↓『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(みうらじゅん・リリーフランキー著、扶桑社、2011)より引用(08)
みうら:親友って、お互いに機嫌を取り合いたくなる関係だと思うんだ。
ご機嫌を伺うってものすごい大事なことなんだよね、意外と軽く言われてるけど。
それができると、会話にもいい味でるんですよ。
リリー:友達くらいのレベルだと、女のコでも彼氏ができたら「あのコ、彼氏ができた途端、友達付き合い悪くなったよね」とか言いますけど、それは友達だからそう思うんですよ。
親友だったら彼氏ができれば「彼氏のとこ行きな」って言いますもん。
↑(引用ここまで)
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つまり、こういうことですよね。
「友だち」は、「何か自分にメリットを与えてほしい」レベルの関係。
「親友」は、「何か相手に与えて嬉しい」レベルの関係。
もちろん私たちは、「敵をも愛する」イエス・キリストではないので、そのあたりの線引きが微妙なときも、そりゃあ、あると思います。
その人のことが好きで、一緒にいる自分もなんだか誇らしくて、何かしてあげたくなっちゃう…そんな「親友」関係だって、見方によっては「そういう精神的なメリット」を得るための行動だ、と言えるかもしれません。
とはいえ、リリー氏の言うような『あのコ、彼氏ができた途端、友達付き合い悪くなったよね』とかいう女子中学生レベルの「独占欲」は、たとえ心に思ったとしても、口に出してはいけないことだと、私は思うんです。
「献身性」と「独占欲」のバランス。
このバランスのとり方と向き合ってこなかった人は、何歳になっても女子中学生のような「友だち」意識しか持てず、また、そんなレベルの会話をし続けている気がします。
…あなたの「友だち」関係は、どうですか?
