------------
↓『島田紳助100の言葉』(島田紳助著、ヨシモトブックス、2011)より引用(05)


我々は大きな使命もなく生まれてきたのです。
そして歴史に残るわけでもなく、死んでいくのです。
でも、せっかく生まれてきたのですから、楽しまないとね。
辛いことをするより、楽しまないと。
人生、所詮暇つぶしです。
だから素敵に暇つぶしをすればいい。


ほとんどの人間は別にいなくてもいい人間です。
いなくても誰かが代わりにやってくれるし、現に私が引退しても、誰も困りません。
急に辞めるから困るだけで、一年後に辞めると言って辞めたら、何も困りません。
だから重苦しく考えない。
悩んで反省して努力しますが、大きな意味で、生きてる間の暇つぶしですから。
地球を救うために生まれてきたわけでもありませんから。
楽しみましょう、すべてを。


↑(引用ここまで)
------------


『ほとんどの人間は別にいなくてもいい人間です』。
この事実をごまかしながら生きている大人の、なんと多いことでしょう!
「おまえは必要な子どもなんだよ」「他人から必要とされる人間になりなさい」と、子どもに対しても詭弁ばかりたれる大人の、なんと多いことでしょう!


紳助氏のような社会的地位をもった人に『現に私が引退しても、誰も困りません』と言い切られたら、彼よりも社会の隅っこで暮らしている私たちなど、「いつ死んでも誰も気にも留めない」と言われているも同然です。しかし、事実です。
…もう、この事実をごまかすの、やめませんか?


「他人から必要とされたい」「キミなしでは成功しなかった、と言われたい」という欲求は、自分のモチベーションや向上心の維持のために、自らを鍛え続けるために、各個人が勝手に思っていればいいことなのであって、そんな幻想をどこか「正解」と思っているような、小学校低学年程度の「正義」を盲信するの、もうやめませんか?


「必要のない人間なんて、いない!」
「私たちの地球を大切にしなければ!」
…うぬぼれるな。


私たちひとりひとりは社会にとって「いてもいなくてもいい人間」だし、「地球を救う」なんていう使命感も、「我々人類が生き延びるためには」という人命至上主義に偏った「偽善」であることは、ちょっと考えてみれば明白です。…食物連鎖を崩しまくっている人間なんて、いない方が「地球のため」になるにきまっているんですから。


こんな「幻想」と「事実」の混同は、驚くほどたくさんあります。
そんな混同を助長しないためにも、家庭でも、職場でも、恋愛関係でも、まずは「私もあなたも、いてもいなくても平気」という事実をきっちり認めるところから始めませんか?


ペタしてね