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↓『男の器量は女でわかる』(里中李生著、三笠書房、2008)より引用(03)
仕事の邪魔をするとは、男に労働意欲を無くさせることである。恋愛ごっこに引き込む女だ。そのなかには、「あたしを迎えに来て」「もっとメールちょうだい」「今日はどうしても一緒にいたいの」という幼稚な我儘も含まれるが、そんな話は論外で、ここで語るほどではない。そういう我儘な今風の女が好きな男は、出世することはないし、女で失敗する。
それよりも、仕事をしていない男をさらに、恋愛一色に染めようとする女が最悪なのだ。
「あたしよりも仕事でしょう」
と言う女は絶滅して、女は、
「仕事よりもあたしを大事にして」
と言うようになった。仕事中にメールをしてきて、「返事をくれ」というくらいだから、異常である。
そういう女はやめておけ。
という話だが、そういう女しかいないのが現状だから、男が教育するしかない。
とはいえ、いくら教育しても、今の女たちには期待できない。
「俺は、おまえよりも仕事が大事だ。男なんだから、当たり前だろ」
と古臭いことを言うと、きっと去っていくだろう。
私も最近、「俺と付き合ったら、あんまりデート出来ないよ」と、女の子に言ったが、あっさりとふられてしまった。ではどうすればいいのだ。仕事量を減らせばいいのだろうか。女のために? 女のために、男が仕事を辞めるのか。そんな馬鹿な……。
↑(引用ここまで)
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『恋愛ごっこに引き込む女』。
『男が教育するしかない』。
…里中節全開ですね。
彼の言うとおり、究極的には、できる方ができない方に「教育」するしかないのかもしれません。
毎日時間を持てあましている女性でも、忙しくてなかなか恋人との時間がとれない女性でも、共通して言えることは、自分の気持ちや都合よりも、「相手への配慮」を優先できるかどうかでその人の価値が決まる、ということです。
自分がヒマで恋人と会いたいからといって、いつも「会いたい、会いたい」と相手の都合やひとりの時間を考えずにアプローチしてくる女。
「友人や家族との時間や、飲み会へ行くのも削って私と会ってくれているのかもしれない」
「もっとひとりでいる時間があった方が、仕事で疲れた体を癒せるのかも」という発想すらない。
また、忙しくてなかなか恋人と会えないからといって、時間を捻出する姿勢を見せようともせず、言い方にも気を配れない女。
「会う時間がなかなかとれなくて、ごめんなさい」
「来週には何とか時間作るから、会ってください」と相手を気遣う台詞なんてまるで出てこない。
どいつもこいつも自己中心的で、自分に都合のいい言い訳を並べて、結局は自分の欲求ばかり満たそうとする発想から出てくる言動だと思うのです。
…別に「自分の気持ちを押し殺して全部相手に合わせろ」とか言いたいわけではありません。
ただ、相手を気遣うその姿勢・心意気のキャッチボールこそが、「恋愛」の醍醐味なのではないかと、私は言いたいのです。
もっと言えば、「ヒマだから」「忙しいから」に負けない「相手への配慮」を身につけていない動物的な人間に「恋愛」を楽しむ資格などないのであって、また逆に、本当はひとりでいたいのにムリして会って、ストレスをため込むレベルの人間も、「恋愛」以前の問題でコミュニケーション能力不足と言うほかはありません。
好きな人に心配りをする快感。
好きな人の心配りに感動する快感。
『恋愛ごっこ』ばかり目にする今日この頃…そんな「心配り」のある素敵な「恋愛」にはめっきりお目にかかれなくなりました。。
