------------
↓『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(みうらじゅん・リリーフランキー著、扶桑社、2011)より引用(13)
みうら:あと仕事っていうのは、あとで作られた肩書きだから。
仕事って人生の本業じゃないんだよね。本業は生きることそのものですから。
そもそも本業だと思っていたものに「定年」があるなんて変な話だもん。
だから、働くなんていうのは人間としては、あくまで生きる手段なんだよ。
↑(引用ここまで)
------------
「ワークライフバランス」だなんて言葉がもてはやされる昨今ですから、みなさん「人生、仕事だけじゃない」と口では言いつつも、仕事以外の場面でも、けっこう「仕事」についてしゃべったり、愚痴を言ったり、胃に穴が開くくらい悩んだり、「仕事」に対する意識のウェイトが、まだまだ大きいように思うんです。…「仕事人間」などと呼ばれた高度成長期の人たちを笑えないくらいに。
やっぱり、「仕事」の話ばかりの人って、おもしろくないですよ。
「育児」の話ばかりの主婦も、一緒です。
…あなたの人生、あなたの「おもしろみ」って、他にもあったでしょ? って。
「仕事」をする前の学生時代にだって、「結婚」「育児」をする前の独身時代にだって、その人その人の魅力がたっぷりあったはずなんです。…ちょっと上から目線に聞こえちゃいますかね(笑)。
でも、こんなことを言わずにはいられないくらい、「そんなに仕事(育児)の話ばかりしてたら、それ以外に魅力があっても、見えづらくなっちゃうのになあ」と思わされる人って多いように感じるのです。
「仕事」も「育児」も確かに、我々に与えられた1日24時間のうちかなり多くのウェイトを占めていますし、生活していく上で重要なことには違いありません。
それなりにおもしろさと充実感・達成感はありますし、それにともなって日々「不安」も多く出てくるでしょうから、話題にも事欠かないと思います。
ただ、その「関心度合」や「不安」に任せて日々を過ごしていると、知らず知らず「仕事(育児)のことばっかりしゃべる人」になってしまいますよ、というのが今回指摘したいことです。
自分が口にする言葉の「バランス」を意識する。
日々悶々と考えてしまうことの「バランス」意識する。
「仕事」や「育児」以外へ目を向けることを怠らない、多様な「魅力」をもった人物でありたいものですよね!
…「仕事」や「育児」がうまくいっていないことの「言い訳」や「逃げ道」にして、「遊び」や「娯楽」の話ばかりの人も、ご勘弁願いたいですけど(笑)。
