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↓『30独身女、どうよ!?』(岡田斗司夫著、現代書林、2001)より引用(35)


岡:若い人はさっさと移行しはじめてる。多夫多妻な世界へ。多夫多妻というのは、正確じゃないね。重婚するわけじゃないから。僕は、男女ともに複数の異性と関係を持つ状態を”n対nの恋愛関係”と呼んでいるんだけど。
”n対nの恋愛関係”に移行するのが、30女の人には難しいんだよね。やらないことに関して依怙地になっちゃってる感がある。
とにかくそういうのは良くないという風に思っちゃう。簡単にやっちゃったら今まで批判してきた男と一緒になっちゃうし、自分がアバズレ女みたいになっちゃう、という思いこみがすごい強い。


う:そんなことしたら、社会から後ろ指さされちゃう、みたいな。私も、抵抗ありますね。


岡:でも、落ち着いて考えてほしいんだ。n対nであるより先に、男はすでに1対nになってる。ずっと前から。しかしようやっと、女の人も相手をn人に増やせるチャンスが来た。ここまでは動かし難い事実。で、タブーのない人から、順番にn対nになっていっちゃってる、実際に。


う:確かに、男の人は1対nになり得ている人って、けっこういると思うんです。でも一方で、男性はみんな「自分の彼女がそんなのはイヤだ」と言いそうな気がする。今、男の人が全員、n人とつきあっているわけじゃないですよね。


岡:本当に相手を見つければ1人でいいよ。n人なんて必要ないって、男はつい考えちゃう。だから男は結婚する。でも結婚して、だんだん人生の全貌が見えてくると、否が応でもn人主義のほうへズレていく。この時、男はあんまり悩まない。「恋愛はこういうもの」っていう先入観も少ないから。ここが恋愛マニアの女性とは違う。


↑(引用ここまで)
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…女性は『恋愛マニア』!
女性と男性の「恋愛」に対する認識の違いを、とてもわかりやすく表現してくれています。
男性からしてみれば、女性の「恋愛」に要求するレベルが妙に高すぎて、ちょっと油断して生活感でも見せようものなら、「そんなの恋愛じゃないわ」と批判を浴びせられることは少なくありません。
また、女性どうしでも、「そんな男ひどすぎる。別れちゃいなよ」と、他人の(くせに)恋愛批判も絶えません。。


…これってまるで「アニメオタク」みたいじゃありませんか?
アニメ(恋愛)についての知識が豊富で、雑誌やテレビでそんなニュースを見かければ必ずチェックする。
ある「理想」の形を個々に持っていて、「こうじゃなきゃアニメ(恋愛)とは言えない」だの、「最近のアニメ(恋愛)はどうしよもない」だの、評論家顔負けの批判ぶり。。
そりゃあ、オタクじゃない一般の人(男性)にそんなことを熱く語られたって、ドンびきこそすれ、「そうだよね。アニメ(恋愛)って、いいよね」なんて、とてもじゃないけど言えません。
そんなの「個人で楽しむ趣味」程度にしといてくれよ、オマエの趣味を他人に押し付けんなよ、と言いたくなってしまいます。。


中でも、オタク(女性)どうしの結束力たるや、凄まじいものがあります。
ある女性に「好きだ」と言われ、数日返答を考えていたりなんかすると、なぜかその子の友だちなんかがしゃしゃり出てきて、「あの子の気持ちを大切に考えてあげて」だの、「いいかげんな態度を見せたら許さない」だの、「オマエは一体何様なんだ?」と言いたくなるほどのおせっかいぶりは巷にあふれかえっています。
なんや、そいつらの目を気にしてその子とやりとりしていかなあかんのか?
もし付き合い始めたとしても、そいつら(オタク)の基準で「ひどい」だの「非常識」だの言われなあかんのか?
考えただけで腹が立ってきます(笑)。。


恋愛マニアの女性と、一般ピープルの男性。
他人の「趣味」に文句は言いませんが、その「趣味」を人に押し付けたり、他人を振り回したりするのは、ご勘弁願いたいものです。。


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