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↓『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(みうらじゅん・リリーフランキー著、扶桑社、2011)より引用(07)


リリー:若いころに同級生の女のコと飲んだとき、そのコ、デザインやってるんですけど、「今の日本の感じじゃいいもの作れない」って。
いや、お前のやってるデザインがそもそも大したことないのに、なんで国レベルの話をしてるんだよって。
そういう次元の低いグチを聞いてる時間は地獄ですよ。
だから、こういうレベルの低いグチを言うようなやつらと仕事をしなくて済むように頑張ろうと思いましたもん。


みうら:頑張るって、そういうことだよね。
だって悲しいことに、今そいつと一緒にいるってことは、自分もバカの仲間だからね。
だからこそ、そこから抜け出すために頑張らないとしょうがないんだよね。


↑(引用ここまで)
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私も職場なんかで、天気やらプロ野球やら仕事の愚痴やら自慢話やらの、聞いててしんどい「レベルの低い会話」がはじまると、「自分もこういうレベルの会話をする集団の一員なんだよなあ」と寂しい気持ちにさせられます。


それは、あたりさわりのない、ちっとも魅力的でない話題しか提供できないおっさんやおばはんを見下す気持ちよりも、「こんなレベルから抜け出せるような集団に属せるよう、もしくはレベルの高い集団がつくれるよう、もっと頑張らな!」という向上心と、「まだそんな高いレベルの集団の一員に、自分は属していない」という現実を見つめるしかない「寂しさ」です。


ウィットに富み、それでいて気配りを怠らない、オリジナリティのある会話の転がし方は、「レベルの高い集団」の必須条件だと思うんです。
いや逆に、属していて誇らしい「レベルの高い集団」だからこそ、それ相応のレベルの会話が成立し得るのかもしれません。サブい会話が起こりにくい。


逆に、「レベルの低い集団」は、自慢話ばかりの「自分だけはものを斜めに見れてますよ」系のおっさんがいたり、聞いている側に何の配慮もできないおばはんがいたり、「暑いですね」「寒いですね」程度のあたりさわりのない話題しか提供できない「コミュニケーション不足」野郎がいたり、とにかく居心地が悪い。声もでかいし、その会話が耳に入ってしまう第三者への配慮なんて、まるでありません。みうら氏に言わせれば、「副流おもろ」の連発です。。(笑)


…あなたが所属する集団は、どちらに近いですか?
…あなたは、どんな会話の転がし方をしていますか?


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