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↓『30独身女、どうよ!?』(岡田斗司夫著、現代書林、2001)より引用(08)


岡田氏:「安心感のある男」っていうのは?


うさぎ:友達がね、彼から得ている最大のものは、絶対に安心感だと言うんです。


岡:安心感というからには、自分の中に何か不安があって、それが癒されるんだよね、どんな不安感があるんだろうね。


う:その友達は、すごく人づきあいがうまいんです。三姉妹の末っ子でお姉ちゃん達にもまれて育ったから。自分の損になるようなことは自然に避けるし、クセのある人とも上手に距離をとるし。私からみると、羨ましいくらい。みんなからも、すごくいい人と言われてる。
でもそんなカンペキにいい人なんて実際はいないでしょ? ホンネを人に見せないように気を遣って、けっこう疲れちゃう。だから「全然気を遣わなくてもOKな相手」っていうのが、彼氏に求める第1条件。


岡:適当に世の中にあわせて生きていけるんだけども、そればかりだと不安感が募っていく。「私は努力してみんなに合わせてる。だからみんなは私を受け入れてくれる。でも、素直な自分を出すと、受け入れられないんじゃないの?」という不安感。それを打ち消すために、そのままの自分を受け入れてくれる男っていうのを1人確保しとく。そうすると、安心感が得られると。


う:もう1つ。友達が言うには、その彼って「あまりにもいい人すぎて、なかなか女の恋愛対象にならないタイプの男」「○○くんっていい人だよね、で終わっちゃうタイプの男」だって。私も一応いろんな男を見てきたつもりですけど、その中でも、もう1,2を争ういい人なんですよ、本当に。こういう人がいるんだなって感心するぐらい。
言われてみれば「ああ、絶対嘘つかなそう」っていう安心感はあるんだろうなって。


岡:わかった! ようするに、気を使わなくてもよくて、裏切らない男。


う:あぁ、裏切らないっていうのは確かに、そんなカンジ。


岡:おまけに、手間がかかっちゃダメなんだ。


う:それに「この人のことだったら、全部わかるわ」って思える感じも。それも大きな安心感ですよ。


岡:「手間がかからない」「裏切らない」「全部わかってる」。それって、「自分の子供」に求めるものと同じだよ。育児のめんどくさいところはすべて取っ払って、おいしい部分だけがほしいって言ってるわけ。子供が手がかからない状態になって、娘と一緒にお買い物するのが楽しみ、息子と一緒に酒を飲むのが楽しみって言う感覚。


↑(引用ここまで)
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…『全然気を遣わなくてもOKな相手』。
…『そのままの自分を受け入れてくれる男っていうのを1人確保しとく』。


『それって、「自分の子供」に求めるものと同じだよ』と手厳しい岡田氏ですが、「彼氏」「彼女」をありのままの自分を認めてもらう「安心感」を得るための道具扱いしている自覚がない人たちって、けっこういると思うのです。
まあ、需要と供給がそこで成立してるなら、良いとも悪いとも言いませんが。。


かく言う私も、「認められたい」「認めさせたい」欲求は、当然持っています。
「これって相手を利用してるだけかも」と、しょっちゅう自分を振り返ったりも、します。


自分が得る「安心感」のために相手にさせちゃっていることを、自覚と感謝をもって日々対峙できる、そんな素敵な女性がいたらなあと、ひとり物思いにふける、今日この頃です。。


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