【哲学】098:お金の使いみち
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↓『哲学』(島田紳助・松本人志著、幻冬舎、2003)より引用(31:松本)
番組でよく、僕はケチだとか金を使わないとかっていわれたりする。人から見たら、そうなのかなあと思うけど、僕だって使うときは使っている、ほんとに。でも、欲しいものがないから使わないだけで。
その欲しいものがなさ加減とでもいうのか、最近、物欲がどんどんなくなっている。僕自身の中で、どんどん生活をシンプルにしたい、という気持ちがすごくあるせいかもしれない。
物欲。これがほんとに、ない。なんか最近では、物欲がなけりゃいかんのか、って感じさえする。
そういう状態が、年々ひどくなっていってる。
ちょっと問題なくらい。
物欲がないのだから、何度も書くが、番組でよくいわれるように、ケチで金を使っていないというのではないのだ。だって、欲しいものがないのだから。
昔はなんぼなんぼでも、もうちょっとはお金を使っていたと思うのだが。
不必要なものをどんどん排除していきたいという気分が、自分の中でどんどん大きくなっているのだ。
↑(引用ここまで)
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…私も最近、自分の生活を見つめなおしてみると、物欲がなくなってきているというか、『不必要なものを排除していきたい』という感覚が強くなっているように思います。
新しいゲームを買っても、買ったらそれで満足してしまって、一回もやらないうちに人にあげてしまったり。
職場の人に譲ってもらったWiiなんていい例です。リモコンも人数分買い足したのに、数回やっただけで、もうタンスの肥やしです。
マンガも、以前は単行本で全巻セットをよく買ったりしていたのですが、買ってもひとりでいる時間があまりないので、結局読まないのです。
一生懸命本屋さんを回って全巻そろえた「メジャー」なんて、Y君に全部あげてしまいました。
ゲームもマンガも、以前だったら必ず買っていた新作を全く買わなくなってしまったのです。
「なんで買ってないの?」とマンガ好きの妹から苦情がくるほどです。。
本についても、島田紳助氏やビートたけし氏や江川達也氏など、こういう場で自分の考えを発表したり、自分の周りの人たちとのコミュニケーションをとるための本ばかりを選んで買うようになってしまいました。
そんなわけで、数年前から毎日家計簿をつけてみたところ、私の出費の大半は、ツレとの食事代や手土産・プレゼント代ばかりでした。
…こうして見てみると、本も、マンガも、ゲームも、DVDも、CDも、HDDレコーダーも、クルマも、食事も、私ひとりで楽しむというよりは、コミュニケーションのためのツールとして、買い物をしていることがわかってきたのです。
それがいいとか悪いとかは置いておくとして、どうやら私はだんだんと、私が大切にしている人たちと一緒に時間を過ごすためのものだけに、お金を使うようになってきているみたいなのです。
…みなさんは、何にお金をかけていますか?
