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↓『哲学』(島田紳助・松本人志著、幻冬舎、2003)より引用(11:紳助)
成功と同じように潮時というのも難しい問題だ。
うちのオートバイチームのライダーを引退させるときによく揉めることがある。
成績が出せないようになったライダーが、もう一回でいいから満足してからやめたいというのだ。そういうときに、僕はこういう。
それは、ないと。
選手生活に満足することはあっても、満足して引退するなんてことはない。満足しないから引退するのだ。自分の成績に満足できなくなるから選手をやめるのだ。
それをもう一回なんていっても、もう一回はあるわけがない。
満足したいのなら、選手生活に満足しなきゃいけないのであって、もう一回満足してから引退するなんてことはありはしないのだ。
それは、僕がコンビを解散するときに、いやというほど思い知ったことなのだ。
↑(引用ここまで)
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…潮時。
引き際。
誰にだって、「もう一回だけチャンスをくれ」と往生際が悪くなるときは、あります。
自分が納得するために、もうダメなんだということを最後に確認したいがために、悪あがきをしてしまうのです。
高校2年の冬、私は中学のときからずっと続けていた部活を辞めました。
私ひとり気合いが空回りし、孤立し、「自分は今の部活には必要ない人間だ」と苦汁を飲んでの、退部でした。
何度も何度も、戻ろうか迷いました。
もう引退した先輩や顧問の先生からも、引き止められました。
でも、戻りませんでした。
悪あがきは、みっともない。そう思ったから。
失恋して夜も眠れず、茫然自失になっているとき、何度も何度も「彼女とやり直せないだろうか?」と考えました。
何度も何度も連絡しようか迷いました。
でも、連絡しませんでした。
悪あがきは、みっともない。そう思ったから。
ひかれる後ろ髪よりも、プライドを優先しよう。
誇り高い自分でいよう。
そう思ったのです。
…そりゃ相当しんどかったですけどね。。
みなさん、誇り高く生きてますか?
