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↓『哲学』(島田紳助・松本人志著、幻冬舎、2003)より引用(02)
僕の周りには友達がいてくれて、楽しいし、ありがたいと思っている。
友人の条件を挙げるとしたら、各自、仕事を一生懸命することだろう。友人とは、一人で遊ぶよりも二人で遊んだ方がおもしろいから、ちゃんと仕事をして、その余った時間を、楽しく共有する相手だ。仕事の上で儲かっていてもいなくても、それは問題ではない。ちゃんと仕事している奴でなければ僕は友達にはなれない。
友達に裏切られたことはない。一緒に遊ぶこと以外は、何も期待しないから。
そして、仕事のことでは、おたがいに助け合わないことが大事。
僕の友達に花屋をやってる奴がいる。どこもそうだろうが、売れなくて大変なときらしい。
でも、大変だからといって、「こいつのところで花買うたろ」とはみんな思わない。
むしろ、知り合いだから「まけろ」という。
僕は、それでいいと思う。
↑(引用ここまで)
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…私は友達が仕事で苦しんでいるとき、手を差しのべてしまうかもしれません。
逆に、自分の営業成績がどうにも立ち行かないとき、友達に助けを求めてしまうかもしれません。
友達とはいえ、他人にどこまで甘え、甘えさせていいものか、その線引きは、この歳になってもなかなか定まりません。。
…数年前、めずらしく(?)私が落ち込んでしまっていたときの話です。
「オチのない話はするな!」「他者への配慮を忘れるな!」とふだんから豪語し、自分で解決しなければいけない個人的なことなんかは決して他人に話さないようなわたくしですが、喪失感とやるせなさに、仲間たちに「オチも何もない話やけど、聞いて欲しい」と甘えてしまいました。。
…みんな優しくて、あったかくて、それでいて「自分がそうしたいから、話を聞いているだけ。甘えて悪いなんて思うなよ」とすら言ってくれました。
T君に至っては、さんざん私の話を聞いてくれた夜、帰ってからメールで「オレに聞いて欲しいって思ってくれたことが嬉しかった」「オレたちがいつも傍にいることを忘れるなよ」とまで言ってくれました。。
そして、今思えば、彼らは私に簡単な慰めの言葉は決してかけませんでした。
本当にびっくりするくらい、「大丈夫」だとか「頑張れ」なんていう無責任なことは言いませんでした。
とにかく私のつたない話を聞いてくれて、私の落ち度はコレ、相手の落ち度はコレ、どうしようもないことはコレと、私の気持ちの整理をトコトン手伝ってくれました。
他者への配慮と、甘えること。
他者への礼儀と、赦すこと。
みなさんは、その線引きをどんなふうにして、過ごしていますか?
