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↓『フロン』(岡田斗司夫著、海拓舎、2001)より引用(13)


「彼に捨てられないために子どもを作る」とか「好きな人の子どもだから産みたい!」などの甘っちょろい理由はこの育児ビジネス業界では邪魔なだけです。
「私が育てたいから育てる」「×××のように育てる」など、明確なビジネスプランと動機づけなしには、最低十数年かかるプロジェクトは成功するはずもありません。


子どもができたからといって、自分のいままでの生活を少しも変えるつもりのない人は、もちろん絶対に子どもを育てられないし、親になりたいと思ってはいけません。
また、彼がいくら「自分の子どもを産んでほしい」とか「子どもに罪はないから」とか言っても、あなた自身に「いざとなったらひとりで育て上げる」というほどの覚悟がない限り、決して産んではいけません。


「彼はお腹の子どもの父親なのだから、この子に対して意見を言う権利があるわ」
などと考えてはいけません。苦労して産むのは100%あなたです。苦労して育てるのも、99%あなたです。
判断を間違わないでください。
本当に「あなた自身」が「たとえひとりでも」「子どもを育てたい」場合のみ、産む決心をしてください。


以上の主張でもおわかりのとおり、私は「できちゃった結婚」に関して大反対です。無計画で自分の幸せをないがしろにする生き方だと考えています。


もちろん10家族や20家族につきひと組程度、うまくいく場合もあるでしょう。けれどもダメな確率が高すぎます。
そのうえ、ダメな場合の被害が大きい。離婚、慰謝料、養育費、裁判所、親権問題、おまけに子連れ再婚、子連れ就職……。
あなたの生涯にずっと苦労がつきまとうのです。
いえ、あなただけではありません。生まれてくる子どもにも、結果的に大きなストレスをかけてしまいます。それがまた、あなたを苦しめる要因になるでしょう。


べつに恋人期間だけに限りません。たとえあなたが結婚していても、コンドームでも避妊リングでもピルでもプラトニックでもアナルセックスでもかまいません。とにかく明確な決心をするまでは完全な避妊を心がけてください。

「私のなかに生まれているもうひとつの命。この命をつみ取る権利は誰にもない」と、一時のセンチメンタリズムに流されてはいけません。
本当にそう思うなら、それ以前の段階でいくらでも防げたはずです。自分がしてしまったことのミスはとれる段階、取れる形できちんととるべきでしょう。


確実に責任をとるとは「ひとりで育てる決意で産むこと」または「いまはひとりで育てる自信がないなら堕ろすこと」です。
もし女性のあなたがよく考えて育児を望み、具体的な育児プランがあるなら産むことを考えましょう。
でもその場合も「お腹の子どもの父親が、育児に協力してくれるかも……」などとゆめゆめ期待してはいけません。

「責任は父親である彼にもあるはずよ」というのは通用しません。
むしろ「堕ろしてもいい」という選択肢もあるのに、あなた自身が欲して産むのです。責任はすべて自分にあると考えるのでちょうどでしょう。

あなたが結婚していれば、相当の確率で「出産、育児をしたから離婚してしまう」という可能性があることをよく意識してください。


↑(引用ここまで)
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…岡田氏のこの話だけ聞くと、女性に「堕ろせ」と言っているように聞こえてしまうかもしれませんが、彼は、出産による「責任」と「覚悟」の重要性について再認識せよ、と言っているのです。


…『「私のなかに生まれているもうひとつの命。この命をつみ取る権利は誰にもない」と、一時のセンチメンタリズムに流されてはいけません』。


…『本当にそう思うなら、それ以前の段階でいくらでも防げたはずです。自分がしてしまったことのミスはとれる段階、取れる形できちんととるべきでしょう』。


その通りだと思います。

「私は絶対に産みたい」と言う女性は多いですが、「それ以前の段階で確実に避妊」できる人だけに、そのセリフは許されるんだと思います。


一時の感情に流されて後先考えずに行動してしまったり。。
避妊に関して無責任な男と付き合ったり。。
そういう無責任な男と付き合う時点で、その人自身も無責任だと言わざるを得ません。
自分の身を自分で守れないような人は、結局自立してないガキなのです。
ガキが子どもを作っちゃいけません。

…妊娠することに対して、あくまで冷静に、責任を持って行動できる人だけが、「妊娠したら、私は絶対に産みます」と言える権利を持っていると思うのです。

普段の言動が、無責任でないかどうか。
他人を教育できるくらい、自分がガキでないかどうか。
たいして考えもせずに「堕ろすなんてサイテー」とか言えちゃうようなガキには、子どもを産み育てる資格なんてないと思うのです。…厳しかったかな?


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