------------
↓『男の器量は女でわかる』(里中李生著、三笠書房、2008)より引用(09)



前章で、男なら美人を射止めよ、と言った。

だが、どんな美人でもいいわけではない。
正直、美人には欠点がある。
慢心している女が多いことだ。とにかく、美人はもてるからだ。


あなたは美人と付き合ったことがあるだろうか。付き合っている最中も、男に口説かれまくっていて、こちらはかなり疲れるものだ。
だが、そういう美人は隙があるのである。彼氏がいるのに、男が寄ってきて、その時に「あたしには彼氏がいます」というオーラを出さないのだ。浮気をするタイプと言えよう。上手くいかなくなったら、すぐに別の男が出来るように、何人かの男を近寄らせておく。もちろん薬指に指輪などしないし、彼氏と会わない日は、他の男と飲みに行くこともしよう。


先に、そうじゃない美人もいることを書いておく。
ある女の子の話をしたい。
彼女は、私から見たら、美人でかわいく、ファッションセンスもあり、愛嬌もある女だ。だけど、まったくもてない。それを本人は「あたしはブスだから」と謙虚に言っているが、他の男たちに聞いても、「彼女はかわいい」と口を揃えて言っているので、私の目がおかしいのではないと思う。
男同士の会話は嘘がないから、「あの子は性格はいいけど、ブスだよな」と正直に言うものだ。だから、彼女が、「ブス」と言われないのは、やはり美人なのだ。
繰り返し言うが、なのに、もてないのである。


それは彼女が、
「あたしには彼氏がいるのよ」
という空気を漂わせているからに他ならない。
一度、あるパーティーに、左の薬指に指輪をしてきていた。男性がいっぱい来ていたが、これではいくら美人でも口説けない。
彼女は、彼氏一筋で、愛に殉じていて、「彼氏ともし別れた時のために」という企みもない。だから、隙がなく、男たちが近寄れないのだ。そういう美人はいいのである。あなたと付き合った時に、あなた一筋になって、すぐに、男を拒否する美人は、慢心していないのだ。



↑(引用ここまで)
------------



…『慢心している女』。

それはどうやら美人に限ったことではなく、「女」であるというだけで、ちやほやされ、口説かれ、調子に乗っている輩もたくさんいるように思います。
きっとそれは里中氏が言うように、「彼氏がいない」顔をして、いろんな男に笑顔を振りまいているからに違いないでしょう。


そういう女性と付き合ってみても、いや、そういう女性が近くにいるだけでも、なんだかイヤな気分になるのはなぜでしょう?
…それは、その立ち振る舞いもさることながら、その行動の下にある精神性の醜さだったり幼稚さだったりが垣間見えるからではないでしょうか。


中には天然で、企みなどなく、どんな男にも分け隔てなく接する女性もいるのかもしれません。
しかし、その歳まで男との距離の取り方を学習していない女性も、保護が必要なほど幼すぎるとあっては、子どもとしての「かわいい」が当てはまるにしても、大人の女性として「魅力的」とはとても言えないと思うのです。
まあ、私の経験上、「彼氏がいない」顔をする女性の多くは、たいていそういう「天然」のふりをしているものですが…。


「慢心」は、醜い。
人を見る目を養う意味でも、自分自身の戒めの意味でも、そう断言しておくことにします。



人気ブログランキングへ