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高知・香川のタロット占い師☆スタータロット☆森由紀子です。前記事にもしましたが、４月頃までは、なんら変わりない形で平穏に日常が過ぎ去って行ったのですが、５月に入ったあたりから状況が徐々に動き始めます。https://ameblo.jp/startarot/entry-12878423544.html今にして思えば、なにかに急き立てられでもするかのように、あわただしく、サロン移転や引っ越しを１か月余りで完了させたのも、大きな意味があったのだ、と振り返りつつ、実体験を通して腑に落ちます。父の手術や闘病に付き合うべきタイミングでは、もうサロン移転や、周辺手続きは完了しておりましたのでね。そしてやはり、今年の１番のトピックは、なんと言っても父の病。５月初旬から不定愁訴が続き、検査の運びとなりまして。胃カメラや大腸内視鏡検査へと、検査畑を渡り歩き、６月には、大腸がんを患っていることが判明しました。https://ameblo.jp/startarot/entry-12857572829.html長年、病院の受診をほとんどしてこなかった父や家族にとっては青天の霹靂。さらに、除去手術が決まる１０日ほど前に、転倒により軽度の骨盤骨折という事故もあり、入院→転院→手術という流れが提案されました。※手術は、救急指定の医療機関で決定しており、術前の骨折対応は、緊急性の観点から認められなかったのです。https://ameblo.jp/startarot/entry-12850476631.html検査の結果、がんが、大腸壁を覆い尽くし、大腸閉塞をいつ起こしても不思議ではない状態になっており、有無を言わせない形で、患部の除去が決まりました。通常、がんが見つかった場合、転移を避けるために、いきなり外科的処置は行わないのが原則のようなのですが、父の場合、大腸閉塞により、食事や排泄ができなくなる事態にまで病態が進行しており、まったなし、だった訳です。大腸閉塞は、最終段階に来ており、父の転院は繰り上げとなり、７月、大腸の除去手術が行われました。手術直前、大腸閉塞により、患部が腫れ、炎症を起こしていたため、手術による腸の切断面同士の縫合に支障をきたすため、執刀医からは人工肛門の所見が下されました。しかし、手術当日、奇跡的に患部の腫れが引いており、腸の切断面同士の縫合が叶ったのです。手術については、ダ・ビンチという、遠隔アーム操作による処置を受けることができ、手術は成功裏に終わりました。https://ameblo.jp/startarot/entry-12858972963.html手術は成功したものの、父のがんはリンパ節転移をしてしまっており、肺や肝臓に若干の転移を抱えていることも並行して判明しておりました。術後のアプローチとしては、①抗がん剤投与による積極的治療②加齢の現状を考慮し、積極的治療は行わない緩和ケア上記２つの選択肢が提案されたのですが、私や家族、父に迷いはなく、②の方針を受け入れました。後期高齢者である父に、多大な苦痛を伴う抗がん剤投与による積極的治療を行う意義を、本人も家族も見いだせなかったのです。そして、現状を見る限り、父は入院加療ほどにはなく、術前の穏やかな日常を過ごせております。病態が判明した６月時点で、父は早くて半年から８か月との余命宣告がなされていたにもかかわらず、当時から６か月経った今も息災に、穏やかに、好きな食事を摂り、なによりも好み、唯一の楽しみでもある酒精もたしなむ日々を送れております。次回の更新は、今年１年を振り返る【番外編】に続きます。
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